「食べて、遊んで、好きになろう」食育の大切さを発信した英・食品メーカーのCM

イギリスで乳幼児向け食品を販売するElla’s Kitchenは、食育というのは“子どもたちに食事を好きになってもらうことである”というメッセージを伝えるためのブランディング動画を公開しました。

博物館のような場所に突如押し寄せる大量の子どもたち。廊下を駆け抜けて、最奥部に辿り着くとそこには「DON’T PLAY WITH FOOD(食べ物で遊んではいけません)」と書かれたオブジェがあります。意表を突かれた子どもたちは一瞬ためらいますが、よく見るとオブジェが食品で作られていたことに気付きます。

しばしの沈黙の後、我慢できなくなってしまったのかオブジェに飛びつき、文字を形どっていた食べ物を次々と取りはじめ、なかには鷲づかみにして一口で食べてしまう子や、手に持ったはいいものの一切食べずに踊り回る子も。テンションが上った子どもたちは、大喜びしながらあっという間にオブジェを食べ尽くしてしまいます。

「ご飯を食べるときが遊びに変わると、食事への愛は一生続く宝物になる」とナレーションが語る通り、大好きなことに夢中になっている子どもたちの目はキラキラとしていました。

あえて「Eat. Play. Love(食べて、遊んで、好きになろう)」というキャッチコピーを設定することで、世界中の食卓で使われる「食べるときは遊ばない、遊ぶときは食べない」という文句を否定した本企画では、子どもの自信と好奇心を育むことを最重視しています。

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