障害者の可能性を表現した新しい「車いすマーク」、仏・スポーツブランドが制作

フランスのスポーツブランド・Decathlon(デカトロン)が、障害者を意味する「車いすマーク」にさまざまなスポーツの要素を加えた新しいシンボルをカナダで制作しました。

「車いすマーク」は1968年に誕生し、翌69年に国際リハビリテーション協会(RI)により採択された国際シンボルマーク。半世紀以上にわたって障害者を象徴する一つのアイコンとして機能してきました。

デカトロンはこのたび、この標準的な車いすデザインの再構築を試み、「Ability Signs」として、アーチェリーやテニス、バスケットボールなどスポーツの要素を加えました。これは、「私たちの“障害者”への視点」を拡張・多様化することが狙いで、同サインが表すスポーツについては、カナダの2020年パラリンピックチームがインスピレーションを与えたといいます。

同社は「すべての人がスポーツに親しめるようにすること」を掲げています。新しいマークはカナダ国内の同社の駐車場や標識に配置したほか、Webでも無料公開しています。

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