「試乗」の常識を変えたFordの体験型マーケティング

「SUVなのに、街中を5分走るだけの試乗で本当の魅力は伝わるのか?」そんな問いから、Ford Ecuadorは従来の試乗体験を見直しました。

そして実施されたのが、SUV「Ford Everest」(フォード・エベレスト)をAirbnbで予約し、大自然の中で宿泊まで楽しめる体験型キャンペーン「FordBNB」です。

エクアドルはアマゾンやアンデス山脈、ガラパゴス諸島など豊かな自然に恵まれた国です。一方で、悪路や未舗装道路も多く、本来SUVがもっとも力を発揮する環境が数多く存在します。しかし、市街地を数分走るだけの試乗では、その性能を体感することはできません。

FordBNBでは、Airbnbを通じてFord Everestを予約。ルーフテントやタープを装備した車がそのままベースキャンプになる仕組みで、山岳道路やダートトレイルを走りながら現地に宿泊することができます。カタログでは伝えきれない性能を、実際の体験として届ける設計です。

さらに、この体験には自然保護というテーマも組み込まれています。「人は知らないものを守れない」という考えのもと、普段は訪れる機会の少ない自然へ足を運ぶことで、その価値を知り、愛着を持ってもらう狙いも込められています。

数分の試乗が当たり前だった常識を数日に変えた大胆な本施策は、「前提そのものを見直す」ことが、新しいマーケティングを生み出すきっかけになると教えてくれています。

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