「誇り高きバングラデシュ製」製造国をラベルにデザインした、SDGsのTシャツ

オランダのアパレルブランドGoat Organic Apparelが、自社の製品が適切な製造工程を経て作られていることをアピールするために、製造国ラベルを表面に貼り出した商品を制作するとともにSDGsな製造に対する姿勢をアピールするプロモーション動画を公開しました。

動画では、ナレーションで「ラベルは、わたしたちの服がどこで作られたかを物語る。でも、ラベルは、その服がどう作られたかまでは教えてくれない」と、長らくブラックボックスとされてきた”服の製造工程”に対して疑問を投げかけます。

「鮮やかな色合いやかわいいデザインは、その服がどう作られているかを隠すために施されているとさえ言える。でも、誇りを持って着れる服があったとしたらどうする? どこでどう作られたかについても世界中に見せびらかせる服が、もしあったとしたら」と続くナレーション。その口調からは、Goat Organic Apparelの製造工程は環境と従業員の双方にとって健全なものである自信が伺えます。

その後もさまざまな服を着ている人を映し「もしあなたと、あなたの着ている服に何もやましいことがないのであれば、胸を張って着ればいい。裏側に隠すのではなく、自信を持って表面に出せばいい」と続き、背中に”proudly made in bangladesh(誇り高きバングラデシュ製)”というラベルが書かれたTシャツが紹介されます。

デザインや価格だけでなく、作る工程にまでもこだわっているブランドであるということをアピールしたTシャツとプロモーション動画は、アパレル業界におけるSDGのスタンダードになることが期待されています。

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