微生物を使い酸素を生み出す「未来の服」をパキスタンのアパレルブランドが開発

石油業界に次いで、環境負荷が高いといわれるファッション産業において、パキスタンのアパレルブランド・Azgard9が、温暖化への取り組みの一つとして、“酸素を生み出す服”を開発しました。


CO2AT VIDEOCASE from AZGARD9 on Vimeo.

原料調達から製造、輸送、廃棄にいたるまで、さまざまな工程で二酸化炭素を排出しているファッション業界に一石を投じる目的で作られたポンチョ型のアウターは、微生物を利用した生物分解性の生地が使われているため、微生物が光合成を行うことによって二酸化炭素が分解され、同時に酸素が生成されるとのことです。

オークの木とほぼ同じ量の酸素を生成することができるというこの服は、生産時に排出されたのと同じ量(またはそれ以上)の二酸化炭素を分解するため、実質カーボンゼロを実現できるのです。

このポンチョを「未来の服」と位置づけたAzgard9は、「ファッション業界全体の持続可能性追求に向けて貢献していく」とコメントを残しています。

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