“傷の痛みを忘れさせてくれる” バンドエイドの心躍るARプロモーション

Case:Magic Vision

ジョンソン・エンド・ジョンソン社が製造・販売しているガーゼ付き絆創膏ブランド「BAND-AID」のARプロモーション。

今回のプロモーションはディズニーとの連携で生み出された子供をターゲットにした企画です。
プロモーション名は「Magic Vision」。

ディズニーの人気キャラクター、「マペット(操り人形)」柄の特製「バンドエイド」。

こちらをiPhone、iPadで子供たちがスキャンすると、AR技術により「バンドエイド」からディスプレイにカーミット(カエルのマペット)が飛び出してきて、子供を楽しませてくれるという仕掛け。

iPadを傾けると、それに合わせてブランコに乗りながらカーミットがギター弾きをしてくれたりします。

マペットのキャラクター毎にバンドエイドがあり、
ミス・ピギー柄のバンドエイドからはもちろん彼女が姿を現し、レッドカーペットで写真を撮ってもらえるようにポーズをとります。

“命知らずのパフォーマンスアーティスト”のゴンゾも登場し、男の子がiPhoneをシェイクすると、ゴンゾもつられてディスプレイの中でシェイクします。


この仕掛けに子供たちはみんな大喜びではしゃぎ放題。



一般的に「バンドエイド」を使用するシチュエーションは、子供にとって傷ができて痛くて、気分がへこんでいる時ですが、そんな時に大好きなディズニーの楽しいキャラクターがバンドエイドからARで姿を現してくれることで、ワクワクして痛みを忘れさせてくれるというコンセプトになっています。

素晴らしくステキな企画。
子供たちに少しでも気持ちを高めてもらおうとキャラクター柄入りのバンドエイドは既にありますが、AR技術と連動させることで、子供を別の次元でワクワクさせることが実現できているように思います。新しいテクノロジーはプロモーションにおいて、今回の事例のように『驚きとワクワク感を演出する』ために活用されるのが望ましいですね。
代理店はJWTだそうです。グレイトアイディア!!

AR技術を活用したワクワクするプロモーションに関心のある方は下記もご覧ください。

* NewYorkタイムズスクエアで“ミッキー達と共演できる”ARプロモーション(USA)
* iPadをかざすと美女&イケメンの下着姿が見られるアプリ(カナダ)
* ナショナルジオグラフィックの壮大な科学の世界に“自分自身が入り込める”ARプロモーション(UK)
* 音楽CDの購入を喚起する起死回生!?の“ARジャケット”(カナダ)
* 世界初の“お菓子のパッケージ”を使ったARゲーム(UK)

動画はコチラ

参考サイト

・PSFK
http://www.psfk.com/2012/05/augmented-reality-muppet-band-aids.html

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