なぜ招待状は原宿で配られたのか デジタルハリウッド大学“60秒ライブ”までの算段
デジタルハリウッド大学(以下DHU)は2026年10月23日(金)、シンガーソングライターのふみのさんがTHE YELLOW MONKEYの「JAM」を弾き語りする60秒のテレビCMを、一夜限りで放映しました。CMを「60秒ライブ」に見立て、原宿で配布するカードをその招待状にした点が特徴です。

キャンペーンは2026年9月28日(月)に公開された30秒WebCMから始まりました。続いて10月17日(土)から23日(金)まで、原宿・竹下口パークにピールオフ広告を掲出。カードを剥がすと、ふみのさんのオフショットや等身大の姿が現れ、剥がしたカードは「60秒ライブ」の招待状として持ち帰れる仕組みです。
DHUは竹下口パークについて、流行やカルチャーに敏感な若者が集まり、進学や将来の選択を考える世代とも親和性が高い場所だと説明しています。Web上でキャンペーンを知ってもらうだけでなく、若者が行き交う街で偶然目にする機会を設けました。

今回の広告展開は、媒体ごとに役割を分けている点がポイントです。
30秒WebCMでは「好き」と向き合う姿勢を描き、屋外広告ではカードを剥がして持ち帰る体験を用意。テレビCMの放映を「60秒ライブ」の本番と位置づけることで、屋外広告を放映への招待の場にしています。
なお、60秒CMはテレビ放映後、同日22時からキャンペーンサイトでも公開される予定です。
キャンペーンコピーは「好きのつづきは、自分でつくれる。」。DHUが2017年から掲げる「みんなを生きるな。自分を生きよう。」に加え、好きなことを自ら学び、表現へつなげてほしいという思いを込めています。
同大学は、弾き語りからバンドサウンドへと表現を広げるふみのさんの姿が、DHUが大切にしてきた「自分の道を選び、自分でつくる」というメッセージに重なると説明しています。

Webでメッセージを伝え、原宿でカードを持ち帰る機会をつくり、テレビで60秒の映像を披露する。今回の取り組みは、異なる媒体を順番につなぎ、次の接点に進む理由を用意したキャンペーンといえるでしょう。
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