「オーストラリアあるある」を全部盛り! Foster’sの自虐的なビール広告
オーストラリアと聞いて、何を思い浮かべますか。青い海、サーファー、カンガルー、それともビーチで楽しむバーベキューでしょうか。
そんなおなじみのイメージをこれでもかと詰め込み、ユーモラスなCMに仕上げたのが、オーストラリア生まれのビールブランドFoster’sです。英国で公開された新作広告では、自国のステレオタイプを逆手に取った笑いが繰り広げられています。
今回のキャンペーン「The Amber Nectar」は、Foster’sが英国で展開してきた広告シリーズ「Good Call」を刷新するものです。制作を手がけたのは、英国の広告会社Publicis London。ブランドの気取らないイメージを生かしながら、ビール広告の定番表現をユーモラスに描いています。
CMは、青い海が広がる美しいビーチを舞台に展開します。金髪で筋肉質なサーファーが海から砂浜へそのまま滑り続けたり、カンガルーが登場したりと、オーストラリアの典型的なイメージが次々と登場。
あまりにも大げさな演出に、次第にばかばかしさが増していきます。
なかでもおもしろいのが、ビールの原料である大麦を意味する「barley」と、インドネシアの観光地「Bali(バリ島)」をかけた言葉遊びです。映像では女性のタトゥーに「Bali」と書かれており、オーストラリア人に人気の旅行先というイメージまで笑いのネタにしています。
今回のキャンペーンはCMに加え、SNSや屋外広告などでも展開され、2026年12月まで英国で実施される予定です。
Foster’sが長年大切にしてきたのは、気取らず、肩の力を抜いて楽しめるブランドイメージです。今回の広告では、自分たちを格好よく見せようとするのではなく、あえて自国のイメージを笑いの対象にすることで、その親しみやすさを表現しています。
オーストラリアらしさをアピールするために、オーストラリアらしさを徹底的に茶化す。そんな自虐的なユーモアが、Foster’sならではの気取らない魅力を際立たせています。
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