ガチャと寄付で食品ロス削減を目指す「ハピタべ」 アオキスーパーが産学連携で効果検証

株式会社アオキスーパーは、日本女子大学および株式会社ミライデザインGXと連携し、食品ロス削減と地域貢献の取り組み「ハピタべ」の効果測定・検証を開始しました。2026年9月4日(金)に店舗訪問と意見交換を行い、10月5日(月)と9日(金)には4店舗で来店客へのアンケート調査を実施。ガチャと寄付という2つの参加方法を設けた既存の取り組みについて、購買データやアンケート結果をもとに効果を検証しています。

ハピタべは、消費期限・賞味期限が近い商品を優先的に購入する「てまえどり」を促すサービスです。対象商品に貼られたハピタべシールを集めることで、ガチャコースと寄付コースのいずれかを選んで参加できます。

ガチャコースでは、専用台紙にシールを10枚集めると、お菓子などが必ず当たるガチャを1回回せます。一方、寄付コースでは、専用台紙にシールを10枚貼って寄付箱に投函するか、店頭のポスターにシールを貼ることで参加できます。シール1枚につき1円をアオキスーパーが愛知県子どもが輝く未来基金へ寄付する仕組みです。

食品ロス削減への協力を呼びかけるだけでなく、景品が当たる楽しさと地域の子どもを支援する機会を用意している点が特徴です。生活者が自分の関心に合わせて参加方法を選べるようにすることで、期限の近い商品を手に取る理由をつくっています。

今回の産学連携では、アオキスーパーがシール付き商品の購買状況などのデータを提供。日本女子大学の学生らが実施したアンケート調査の結果とあわせて、同大学の小林富雄教授が取り組みの効果を検証しています。今後は検証結果を踏まえ、食品ロス削減に向けた取り組みの改善につなげる方針です。

食品ロス削減という社会課題を、買い物の楽しさや地域貢献と結びつけたハピタべ。生活者が日常の買い物を通じて参加できる仕組みを設け、さらに購買データと生活者の声を活用して効果を検証し、改善に生かそうとするCSR事例です。

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