2020.07.24

【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 7/24

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ事例・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、宝島社、サントリー食品インターナショナル、大塚製薬、カルビー、アース製薬の事例をご紹介（※内容はリリース時の情報に基づくものです）。

1: 企業広告「最後は勝つ。上がダメでも市民で勝つ。」（宝島社）

宝島社は7月21日（火）、企業広告「最後は勝つ。上がダメでも市民で勝つ。」を日本経済新聞に掲載。

本広告では、世界中で新型コロナウイルスとの戦いが続く中、日本の強さは市民にあることを訴え、暮らし方や働き方、遊び方で元気に戦うことを呼びかける内容となっている。同社は、本広告が一人ひとりに何ができるのか、何をすべきなのかを考えること、行動すること、そのきっかけになることを目指しているという。

2: 知られざる「交通管理隊」の仕事を映し出したWwb動画（サントリー食品インターナショナル）

「交通管理隊フィギュア（落下物つき）当たる！」キャンペーン

サントリー食品インターナショナルは、7月21日（火）よりコーヒーブランド「BOSS」とNEXCO東日本のコラボレーション企画として、知られざる「交通管理隊」の“仕事”を映し出したWeb動画『いまも、彼らは走っている』を公開。さらに同日より、「交通管理隊」の働く姿を再現した「交通管理隊フィギュア（落下物つき）」を1名にプレゼントするキャンペーンも実施。

本コラボレーションは、“働く人の相棒”として、働く人々に寄り添い続けてきた同ブランドが、高速道路の安全を休みなく守り続けている「交通管理隊」の仕事を応援したいという思いから実現に至ったという。

本動画では、時に危険を顧みずに働く「交通管理隊」の姿にフォーカス。雨や風、大雪などに関係なく働く姿や、落下物を回収する瞬間の緊迫した様子など、道の安全を守る彼らのプロフェッショナルな姿を映し出している。挿入歌は竹原ピストルさんが担当。

3: 2020年夏、自主練に打ち込む学生の想いやリアルな姿を描いたWeb動画（大塚製薬）

2020年、夏、部活。

大塚製薬は、バランス栄養食「カロリーメイト」で、日々部活に打ち込む学生を応援するプロモーションを開始。全国の部活生にインタビューし、今の想いやリアルな姿を映し出したWeb動画「2020年、夏、部活。」篇を7月17日（金）から特設サイトにて公開。

本動画では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、今年はインターハイの中止や休校など学生の日常にも影響がある中、それぞれの想いを胸に今に向きあう彼らの姿を追っている。10種の部活について、学生にインタビュー。仲間を想いながら“今できること”に全力で打ち込む学生たちのリアルな声をコピーに起用。自宅や公園で自主練に励む学生の姿を、実際のインタビューをもとに動画で表現した。“今できること”に日々向きあう彼らの背中を押せたら、という想いを込めて制作したとのこと。

4: 生誕260年記念北斎デザインパッケージで日本文化の魅力発信（カルビー）

カルビーは、すみだ北斎美術館と協力し、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎の生誕260年記念ポテトチップス『すみだ北斎美術館監修ポテトチップスうすしお味/コンソメWパンチ』を、7月27日（月）から全国のコンビニエンスストアで期間限定発売。

本企画では、本美術館が所蔵する約1,800点を超える北斎の作品の中から「冨嶽三十六景」など計4点を厳選。中でも「うすしお味」のパッケージでは、漫画家・しりあがり寿さんアレンジのパロディ作品を使用。原作のデザインを踏襲しつつ、職人がポテトチップスを食べ、桶が虫眼鏡になっているなど、オリジナルと見比べたくなるデザインとなっている。

また裏面には、北斎の説明や各作品の解説を掲載し、作品・日本文化への理解が深まるような工夫も凝らされている。

5: 無駄にかっこいい？「対ハチ用防衛アイテム」紹介動画（アース製薬）

アース製薬は、ハチ対策用の新製品の発売とリニューアルによりラインナップを強化。スズメバチの巣作りが始まり、働きバチの攻撃性が高まる7月～8月にあわせて、最新のハチ駆除対策の普及と啓蒙を目的としたプロモーションを実施。

その中で、3つのタイプ別のハチ駆除製品の利便性や使い方を訴求するWeb動画「HACHI-END」を公開。ハチ被害に困っている人々を助けるために結成された謎の組織の女性エージェントが、対ハチ用防衛アイテムを紹介している。無駄にかっこいいポーズ、CG、そしてアタッチメント。まるでエージェントの秘密アイテムのようにハチ駆除製品を表現することで、”最恐”のハチに対処するためのアイテムであることを印象づける内容となっている。