食べるだけの関係を卒業 ファミチキ20周年にファンアートを募る参加型PR

株式会社ファミリーマートは、2006年に発売した看板商品「ファミチキ」が2026年に20周年を迎えたことを記念し、発売日である10月17日(土)を「ファミチキの日」に制定しました。この節目を「ハタチ」と表現し、公式Xでファンアートを募集するほか、限定商品も発売。ファンが参加できる周年プロモーションを展開しています。

同社は2026年9月28日(月)、公式Xに成人式へ参加するファミチキの画像を投稿。20歳を迎えるファミチキを擬人化し、周年を親しみやすい話題として発信しています。

さらに、ファミチキ自身がファンに宛てた手紙を投稿。累計販売29億食を突破した一方、エゴサーチで見つけたファンアートは2作品しかなかったと嘆き、「みんなの好きってただの食欲だったの…?」と問いかけています。人気商品の販売実績とファンアートの少なさを対比させ、ユーモアのある呼びかけにつなげました。

手紙では「20年に一度のお願い」として、ハッシュタグ「#ファミチキファンアート」を付けたイラストの投稿を募集。「食べるだけの関係は、もう終わりにしませんか?」と呼びかけています。ファミチキ自身がファンに語りかける形で、購入や感想の投稿とは異なる創作活動への参加を促しています。

この呼びかけに応じ、Xにはファンが描いたイラストが投稿されています。ファミリーマートも10月13日(火)、ファミチキの描き方を紹介する絵描き歌の動画を公開しました。イラストを描き慣れていない人にも参加しやすいよう工夫を加え、ファンの創作を後押ししています。企業の呼びかけにファンが作品で応え、公式アカウントも新たな投稿を重ねる動きが見られます。

SNSでの呼びかけと並行して、商品の販売を促す企画も展開。9月29日(火)からは「オトナ★ファミチキ」3種類を週替わりで数量限定発売しています。また、アプリ「ファミペイ」を提示して購入したファミチキの数を競う「ファミチキ王決定戦」を復刻。ECサイトでは、5年ぶりに冷凍の「おうちでファミチキセット」も販売しています。

ファミチキ20周年

発売20周年を「ハタチ」と捉え、ファミチキ自身がファンに語りかける形で参加を呼びかけた今回の取り組み。人気商品の販売実績をユーモアに変え、食べて楽しむ商品を、描いて応援する対象へと広げています。ファンの創作活動を企業側も後押しすることで、商品への愛着を表現する機会を増やし、ファンとの関係を深めようとする参加型周年PR事例です。

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