“金沢に全部持って行かれてくやしいです!!”石川県加賀市の嫉妬心が全開 前代未聞の新幹線誘致プロジェクト“東京2023加賀”

石川県加賀市では、2023年に控える北陸新幹線の延伸に伴って、同市加賀温泉駅への新駅誘致をはかるべく、加賀市新幹線対策室を設置。先行して新幹線が開通し、観光都市として大きな成長を遂げる金沢氏への嫉妬と羨望が入り混じった新幹線誘致のためのPRプロジェクト “東京2023加賀”を発足。

プロジェクトの発足に伴い、実際の加賀市民らが出演して新幹線誘致への取り組みをアピールするプロジェクトムービー「加賀市新幹線対策室 Season1」をプロジェクトサイトにて公開。さらに、キックオフイベントとして、加賀市長、撮影に参加した市民らが加賀温泉駅に集い、新幹線開通記念ならぬ新幹線開通祈念式を開催した。

2015年3月に東京〜金沢を結ぶ形で開通した北陸新幹線は、2046年の全線開業(東京〜北陸〜大阪)に先立ち、2023年に現在の発着点金沢駅から福井県敦賀駅までの延伸を予定している。この延伸区間の中間停車駅の候補となっている加賀温泉駅への新幹線誘致は、新幹線構想発足以来、加賀市にとっての悲願とも言えるものであり、先行して北陸新幹線開通の栄誉を勝ち取った県庁所在地金沢市の発展を横目に、市役所職員・市民が“次こそは”と思いを募らせる日々だった。

今回のプロジェクトは、この悲願達成にむけて官民一体となって、北陸新幹線新駅としての加賀市の魅力を県内外にアピールするために発足したもの。加賀市新幹線対策室を舞台に、熱血室長「加賀停太郎」をリーダーとした所属メンバー一同が、新幹線停車駅誘致に全力を尽くす、ドキュメンタリータッチのドラマムービー「加賀市新幹線対策室 Season1」を公開。さらに世界的に知られる加賀市の伝統工芸九谷焼を用いてプロジェクトロゴを制作する等様々な展開を予定。

プロジェクトムービーならびに開通祈念式の模様は、様々なメディアでも報じられた。

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