「梅雨りんちょ。しちゃう?」憂鬱な季節を商品名に乗せてポジティブに変えたTVCM
ヘアケアブランド「つるりんちょ。」を展開する株式会社髪にドラマが、新TVCM「梅雨」篇を2026年4月25日(土)より関東・関西エリアで放映開始しました。タクシーサイネージでも4月27日(月)から同エリアで映像を配信しています。
梅雨篇15秒
梅雨篇30秒
同社はもともと、縮毛矯正などの美髪メニューに特化した薬剤や技術を美容師に届けるセミナー活動を起点に成長してきたメーカーです。「つるりんちょ。」は全国2,000店以上のヘアケア専門サロンで使用されており、シリーズ累計出荷本数は88万本を突破しています。
サロンのプロが現場で選ぶ品質への信頼を、一般の生活者向けへのアピールポイントとして打ち出した、BtoBブランドによるマス広告の取り組みです。
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CMの舞台は、雨が窓を打つレトロなカフェ。前作「冬ですね」篇に引き続き、先輩役にNana Tokuse、後輩役に藤谷理子を起用し、同一キャストによるシリーズ構成を継続しています。
湿気で髪がうねる後輩が、変わらずまとまった髪の先輩に理由を問うやりとりを通じて、商品特長を自然な会話に落とし込みました。ラストに先輩が放つ「梅雨りんちょ。しちゃう?」というセリフが、ブランド名にもつながるコピーとして機能しています。

梅雨という憂鬱になりがちな季節に商品名を掛け合わせることで、ネガティブな空気を前向きな印象に塗り替えています。日常の問いかけに使いやすそうな言葉遊びは、生活者の記憶に残りやすく、SNS上でも自然な発信を促すフックとして機能しそうです。
メディアでの販促企画の組み立て方にも戦略的な意図が伺えます。テレビ放映の開始から2日後には、外出先での接触機会を増やすタクシーサイネージを開始。
「雨の日に外出中」という梅雨特有の行動文脈に合わせ、自宅と外出先で時差を持って広告に触れる設計を施しました。

サロン専売というハードルを、季節の悩みへの共感と親しみやすい言葉遊びで解消した「つるりんちょ。」のCM。専門メーカーが培ってきた「プロの実績」をそのまま語るのではなく、生活者の日常に馴染むベネフィットへと翻訳し、旬のキャストを介して届けています。
BtoBを起点とするブランドが、信頼性を保ちながら一般層へリーチを広げるための、コミュニケーション設計の好例です。
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