廃品回収車で知名度爆上げ!? スタートアップの認知獲得施策

ジョージア発のリサイクル会社Teneは、使用済みのプラスチックを回収して、それを材料とすることで製造したUSBケーブルを販売する新進気鋭のスタートアップです。そんなTeneの目下の課題は、知名度不足。そもそも使用済みプラスチックを回収するにあたり自社の存在が知られていないとUSBケーブルの製造が捗らないのです、過去にBtoB向けの露出施策などは行ってきたもののまだまだ世間での認知度が低い状況を変えるため、同社が行ったのは、日本でもおなじみの“ある乗り物”をフックにした認知獲得キャンペーンでした。

その“ある乗り物”とは、廃品回収車。独特な声で金属部品を含む不要品の回収を呼びかける車を皆さんも一度は目にしたことがあると思います。Teneはそんなアイコニックな存在を活用し、アナウンスするセリフを金属からプラスチックに変えることで街中の人々の興味を引こうとしたのです。車の屋根には窓から覗く人用のQRコードが設置されており、Teneの事業内容について書かれた専用サイトに遷移させました。

結果的に施策の実施前後と比べてTeneに関するSNS上での言及は500%も伸長し、公開初週で10トンものプラスチックを回収することに成功。昔ながらのアイコンを自社の事業用に生まれ変わらせることで結果的に多くの知名度を獲得することができた施策でした。

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