「諦めずに”探し”続けよう」というメッセージを、検索ワードと絡めて伝えたGoogleの動画

Googleは、2021年に世界中で最も検索されたジャンルが「How to heal(立ち直る方法)」であることを受け、実際に検索されたフレーズを紹介しつつ、新型コロナウイルス感染症をはじめとした多くの社会問題に直面しながらも少しずつ前進する人々の姿を描いた動画「Year In Search 2021」を公開しました。

動画は、「今年はわたしにとって本当に大変な1年でした。わたしは壊れ、いまもなお立ち直ろうとしています」と涙ながらに語る黒人女性のモノローグではじまります。画面にはGoogleの検索バーにさまざまな言語で“how to heal(立ち直る方法)”と入力される様子が映ります。

「亡くなったわたしの母を忘れないために何かを形に残したくて、メモリアルウォールに来ています」と語る別の女性。コンクリートの壁に小さなハートを描かれています。世界中で猛威をふるった新型コロナウイルスは未だに収束の目処が立たず、人々の生活に多大な影響を与えました。

2021年にうつ病を告白した大阪なおみ選手の会見のシーンも収められています。「すこしの間休もうかと思っています」と表明した彼女の姿は、同じくメンタルヘルスで悩む多くの人々を勇気付けました。

“how to heal(立ち直る方法)”というワードが検索される一方で、2021年は“how to stay strong(強い自分でい続ける方法)”という検索ワードも多かったそうです。

このほか、Black Lives Matter運動や、欧米圏におけるアジア人の地位向上を求めた運動、社会的なハードルに負けることなく戦い続けた人々の姿が映し出されます。その中には、トランスジェンダーであることを告白したカナダの俳優Elliot Pageの姿も。

たとえどんな困難が立ちはだかろうとお互いの違いを尊重しながら前へと進んでゆく人類の尊さとしなやかな強さを描いた動画は、“To everyone fighting to come back stronger. Search on(いつか笑顔で立ち上がるためにいまを戦うすべての人へ。諦めずに”探し”続けよう)”というコメントで締めくくっており、Googleが提供するサービスと人々の希望を掛け合わせています。

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