「正しく掴むことは命を救うことだ」ピンクリボンのボルダリングを活用した啓蒙施策

Case: The Pink Route

近年、日本でも市街地で体験できる施設が増え、身近な存在となってきたスポーツ・ボルダリング。乳がん検診を啓蒙するプロジェクト「ピンクリボン」は、スイスで、ボルダリングで壁を登る際に掴む「ホールド」を活用したユニークな啓蒙施策を実施しました。

企画は非常にシンプル。女性の胸の形をしたホールドを生み出し、とあるボルダリング施設でお披露目したのです。

コンセプトは「正しく掴むことは、命を救うことにつながるかもしれない」というもの。ボルダリングで“ホールドをしっかり掴むことで落下しない”ようにすることと同様に、自らの胸を触って(掴むことで)、“しこりなどがないか把握しておこう”というメッセージを訴求したのです。

Facebookページに75,000人のファンを持つ、ドイツの双子のランナー Anna Hahner氏とLisa Hahner氏も実際に体験。国境を超えて、この活動への賛同の輪が広がりそうです。


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