りんごを取るほど広告が現れる フランスの果実ブランドが仕掛けた体験型OOH
フランスの街角に現れたのは、色鮮やかな花柄に囲まれた大量のりんご。一見すると普通のOOHですが、実は通行人がりんごを自由に持ち帰れる仕掛けが施されていました。しかも、りんごが減るほど、隠されたメッセージが現れるというのです。
これは、フランスのりんごブランド「Coeur de Reine(クール・ド・レーヌ)」が、無料試食と広告を組み合わせて展開したユニークなキャンペーンです。
舞台となったのは、フランス南部の都市トゥールーズ。ブランドの認知拡大と商品の魅力を伝えるため、街中のバス停に特別なOOHを設置しました。
広告の片面には「気前がよくて、個性豊かなのは誰?」という問いかけが。そして裏側には、本物のりんごが大量に積み重ねられた、セルフサービス形式の試食コーナーが用意されていました。
通行人がりんごをひとつ、またひとつと手に取るたびに、隠されていた文字が少しずつ姿を現します。そして、りんごが減るにつれて「気前がよく、はっきりとした個性を持つ」というブランドメッセージが明らかになる仕組みです。
りんごの無料配布とブランドの特徴を伝える仕掛けを一体化し、「気前のよさ」は惜しみなくりんごを提供することで表現し、「個性」は実際に食べてもらうことで体感してもらうOOHに仕上がっています。さらに、試食が進むほど広告のメッセージが現れるため、通行人自身が広告を完成させる参加者にもなります。
一般的な試食キャンペーンでは、商品を配ることと広告を見せることは別々の活動になりがちです。しかし今回は、商品そのものを広告の一部にすることで、試食とメッセージの伝達を同時に実現しました。
商品の魅力を言葉だけでなく、実際の体験を通して伝えたユニークな販促事例です。
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