処方名でなく悩みで選ぶ 漢方セラピー20周年の全処方オンライン販売
クラシエ薬品株式会社の漢方薬ブランド「漢方セラピー」は、発売20周年を迎えた2026年10月13日(火)から、「クラシエの漢方オンラインショップ」での取り扱いを拡大しました。従来の14処方から、大容量を除く54処方へと広げています。

同社によると、2006年の発売当時は、漢方薬名を前面に大きく表示した商品が主流でした。
「自分の症状にどの商品を選べばよいかわかりにくい」という課題に対し、「漢方セラピー」は効能や効果をパッケージ前面に表示し、悩み別の色分けを採用。症状や悩みを、商品選びの手がかりとして伝えてきました。
今回のオンライン販売拡大では、これまで取り扱い店舗が限られていた商品も、地域を問わず届けられる環境を整えることを目的としています。
パッケージで商品の特徴を伝える工夫と、購入できる場所を広げる取り組みは、それぞれ異なる役割を持ちます。
20周年の発信では、発売時からの商品設計を振り返るとともに、オンラインでの購入機会を拡大することで、ブランドを身近にする姿勢を示していると捉えられます。

ブランドが掲げるのは、「わかりやすく」「手に取りやすく」「親しみやすい」という3つの目標です。2026年からは女性の悩みに寄り添う9処方のパッケージ色を刷新。20周年にあわせて、ブランド初となるLINEスタンプを発売し、公式サイトでは60秒CMも公開しています。
60秒CM「でも私たち楽しいよね」篇は、2026年1月に公開した30秒篇のロングバージョン。肩こりや肌荒れ、イライラなど、これまでのシリーズで描いてきた悩みやキャラクターたちの情景を振り返る内容となっています。

症状や悩みを入口に商品を伝えるパッケージと、日常の悩みを描くCM。表現する場所は異なりますが、生活者が自身の悩みとブランドを結び付けて捉えられるようにする点で、共通した伝え方といえます。
品ぞろえの多いブランドにとっても、販路の広さと商品情報の伝わりやすさは、それぞれ検討したい要素です。「漢方セラピー」の20周年は、発売時からの伝え方を再提示しながら、商品を届ける環境を広げる周年企画といえるでしょう。
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