ロゴが大きいほど安くなる? Aguilaが実現した“三方よし”のスポンサー施策

コロンビアのビールブランドAguila(アギラ)が、サッカー代表のスポンサーとしてユニークなプロモーションを展開しました。「Resize the Price」(価格をリサイズしよう)と題したこのキャンペーンは、ユニフォームに入るAguilaのロゴを大きくするほど価格が安くなるという仕組みです。

ユニフォームの定価は約150ドル。しかし、ロゴのサイズに応じて80ドル、70ドル……そして最大20ドルまで値下げされました。

この施策が生まれた背景には、コロンビアの現実があります。代表ユニフォームは多くの国民にとって高額で、「応援したくても買えない」というファンも少なくありませんでした。

Aguilaはスポンサーとして広告を出すだけではなく、その広告スペースの価値を価格に還元することで、より多くのファンがユニフォームを手に入れられるようにしました。

 

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ファンはユニフォームを手に入れやすくなり、Aguilaはブランド認知が広がり、スタジアムや街が代表カラーで埋め尽くされることでチームへの応援も盛り上がるという、三方よしの構造が生まれています。

販売されたユニフォームの93%超が最も大きなロゴ入りを選択し、商品は2時間足らずで完売しました。

スポンサー広告は、本来企業が露出するためのものです。しかしAguilaは、その広告スペースをファンへの価値へと変換しました。広告を見てもらうのではなく、広告を喜んで身につけてもらう。スポンサーシップの新しい可能性を感じさせる事例です。

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