モナキとのコラボで推し活の舞台を店舗へ拡張 ビッグエコーの三層型IP設計

コラボは、話題性を生み出すだけでは継続的なファン参加にはつながりません。重要なのは、「どこで体験してもらうか」と「どのように参加へ導くか」というコミュニケーション設計です。

 

株式会社第一興商は、ビッグエコーにおいて4人組歌謡グループ・モナキとのコラボ企画を2026年7月8日(水)〜10月12日(月・祝)まで実施。カラオケボックス初となるモナキのコラボルームを池袋西口駅前店と茶屋町店の2店舗に設置するほか、全国30店舗でコラボドリンクを販売し、全国のDAM設置店では歌唱キャンペーンを展開します。

今回のコラボは、コラボルーム・コラボドリンク・歌唱キャンペーンという三層構造で、ファンとの参加機会を段階的に設計しました。コラボルームはコアファン向けの没入体験、コラボドリンクは来店のきっかけづくり、歌唱キャンペーンは全国どこからでも参加できる導線として機能。体験の深さと参加のしやすさを組み合わせることで、熱量の異なるファン層をひとつのプロモーションへと導いています。

特に注目したいのは、「なぜカラオケなのか」という場所の必然性です。ライブがアーティストの歌を聴く体験だとすれば、カラオケはファン自身が歌う体験の主役になる場所といえるでしょう。

楽曲を歌い、仲間と共有し、推しを応援するという一連の行動にコラボルームや限定ドリンク、歌唱キャンペーンを重ねることで、カラオケ店を単なる鑑賞の場ではなく、ファンが世界に参加できる体験拠点へと変えています。

さらに、デビューシングル「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」のSNS動画総再生数15億回を記録する人気4人組歌謡グループ・モナキの話題性をリアルな体験へと接続し、既存ファンの満足度向上だけでなく、新たな“モナカマ”の獲得まで見据えています。

三層の施策を組み合わせることで、IPコラボを一過性の話題づくりにとどめず、ファンとの継続的な関係性を育むプロモーション設計が光る事例です。

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