53年越しのNBA優勝を数時間で広告化 Michelob ULTRAのリアルタイムPR
NBAファイナルでニューヨーク・ニックスが53年ぶりの優勝を果たした直後、NBA公式ビールスポンサーのMichelob ULTRA(ミケロブ・ウルトラ)がリアルタイム広告キャンペーンを公開しました。
掲出されたOOHでは、1973年の優勝メンバーであるWalt Clyde Frazier(ウォルト・クライド・フレイジャー)が、現代のエースJalen Brunson(ジェイレン・ブランソン)へボールをパスする姿を表現。道路を挟んだ2面のビルボードを使い、53年の時を超えてレガシーが受け継がれる瞬間を描いています。
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コピーは左側に「Legacy,」、右側に「Passed.」。バスケットボールのパスと、受け継がれるという2つの意味を重ねたシンプルな表現です。
クリエイティブとして完成度が高いのはもちろん、注目したいのはそのスピード感。53年ぶりの優勝を事前に予測することはできません。しかし、これだけ完成度の高いキャンペーンを優勝直後に展開できた背景には、複数パターンをあらかじめ用意し、公開体制まで整えていたことがうかがえます。
今回の施策はタイムズスクエアのOOHにとどまらず、テレビCMやSNS、LinkNYC、タクシートップ広告も同時展開されました。CMではFrazier本人がナレーションを担当し、過去から現在へと受け継がれるニックスの歴史を語っています。
優勝の熱量が冷めないうちに広告へ落とし込んだ今回の施策。歴史的な瞬間に合わせてブランドメッセージを届けたからこそ、大きな話題を生んだリアルタイムPR事例です。
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