BtoBテック企業がTVCMで「未来」を語る|新規事業を情緒的なコピーと楽曲で発信

株式会社フォーラムエイトは、企業CM「spaceF8」篇を2026年5月11日(月)より公開しました。都市や交通、防災分野などで活用されてきた同社のVRやシミュレーション技術を、宇宙分野へ展開していく取り組みを伝える映像です。

抽象度が高く専門的なBtoBの技術を認知させるため、今回は「未来が、動き出す。」というコピーを採用。楽曲には松任谷由実さんの楽曲「LET’S GET IT STARTED!」を起用し、音楽と映像の組み合わせで明るく前向きな未来を描く演出です。


FORUM8 TVCM「spaceF8」篇

同社は2025年7月に松任谷由実さんの全国ツアーへ冠協賛しており、今回のCM楽曲起用によりその関係性を発展させています。著名人との接点を単発のタイアップで終わらせるのではなく、複数年にわたって継続的に積み上げていくアプローチといえるでしょう。

放映先の番組選定にも、対象者の絞り込みが表れています。「グッド!モーニング」「報道1930」「日経モーニングプラスFT」といったビジネス・報道系番組に加え、「PGAツアー中継」「カーグラフィックTV」「ゴルフの翼 NEXT AGE」など、趣味性の高いBS/CS番組を選定しました。

意思決定層や情報感度の高いビジネス層へ、ピンポイントでメッセージを届ける狙いが見えます。

BtoBのテック企業が事業をマスに向けて発信する際、技術や機能の説明に終始してしまい、本質が伝わりにくい課題は少なくありません。

今回のCMは、「未来が、動き出す。」というコピー1行に訴求を絞り、技術の詳細よりも「この会社が何を目指しているか」を感情に訴えることを優先しました。

表現が難しい技術を情緒的に翻訳するクリエイティブと、ターゲットを明確にした媒体の選定、そして連続性を持たせた著名人との連携が際立つBtoBの広告事例です。

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