利き手じゃない方の手で仕事をすると……チートスの大型施策
チートスは、世界中で大人気のチーズフレーバースナック。日本でも販売されており、PR EDGEでも過去に何度かその遊び心あふれる広告を紹介しています。そんなチートスの調査によると、どうやら99%の人がチートスを食べる時に利き手を使うという事実が判明。
一度でも食べたことがある方ならお分かりになるかと思いますが、チートスは触れてしまうと指先がチーズパウダーによって汚れてしまう……そんな状況に“利き手”という新たな要素を加えた大規模なキャンペーンがアメリカで公開されました。
“Other Hand(もう片方の手)”という施策では、チートスを利き手で食べてしまった人がその後手を洗わずに日常生活を過ごしたら……という架空の設定でさまざまな人が全くもって仕事ができなくなってしまった様子をユーモアたっぷりに描いています。
上手く駐車ができなくなってしまった運転手、絵が下手くそになってしまったイラストレーター、NBAスターのJamal Murrayですらバスケットボールが素人レベルにまで落ちてしまいます。
本来であれば商品の弱点でもある“手が汚れてしまう”という点に着目し、それを独自のユーモアでキャンペーンへと昇華させたこの事例は、多くの人の共感を得るとともに「わかる!」というあるあるネタへと発展し、SNS上にはマネを試みるユーザーも現れました。認知の高いブランドが自社を客観視できたからこそ成り立つ、破壊力抜群のPR事例でした。
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