米国発ホテルが岩手のお母さんたちとコラボ 刺し子スニーカーから始まる日本初進出PR

2026年3月に東京・赤坂で開業した米国発のサステナブルラグジュアリーホテル「1 Hotel Tokyo」が、地球環境について考えるアースマンス企画の第1弾として、岩手県発の職人集団「SASHIKO GALS」(以下、サシコギャルズ)とのコラボレーションを発表しました。

毎年4月22日の「アースデイ(地球の日)」に合わせ、4月は「アースマンス」として環境をテーマとした発信が活発になる時期です。同ホテルも、その流れを踏まえ本企画を実施しました。

サシコギャルズは、東日本大震災後の復興支援として始まった「大槌刺し子プロジェクト」を起源とする職人集団です。岩手県大槌町に暮らす40代から80代の女性たちによって構成され、東北に伝わる刺し子の技法を用いながら、アップサイクルを軸としたものづくりを続けてきました。

©MOONSHOT.,Co.Ltd.

本企画では、両者に共通する「サステナビリティ」の理念を形にしたオリジナルスニーカーを制作。完成したスニーカーは、ホテルのロビー階で半年間にわたって展示されるほか、計10点限定で抽選による受注販売を実施します。

スニーカーにはホテルのロゴと購入者の名前を刺し子で施し、世界に1足だけの特別仕様に。価格帯は一般的なスニーカーとは大きく異なりますが、制作時間や1点物であること、物語性を含めた設計によって、付加価値が構築されています。

さらに、サシコギャルズから直接学べるワークショップも開催予定。サシコギャルズは近年、ラルフローレンやニューエラなど、グローバルブランドとの協働を重ねてきました。こうした取り組みで培った知見を活かし、本企画でも刺し子の背景や価値を都市部に届ける機会へとつなげています。

 

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インバウンド利用が見込まれるホテル空間で展示やワークショップを行うことにより、来訪者との新たなタッチポイントが生まれます。ただのスニーカーではなく、その裏側にある物語に共感した人びとの体験を通じて、活動や認知が海外へ広がる可能性も期待できそうです。

開業直後でPRに注力すべきタイミングにあるホテルにとって、本企画はサシコギャルズの活動を介し、自らの思想やスローガンを具体的に示す場となりました。ホテル単体で取り組みを発信するのではなく、ストーリー性を備えた日本の団体と協働することで、明確な文脈のあるプロモーションとして成立しています。

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