閉館前の入場に付加価値を与える 伊勢シーパラダイス1時間限定チケット販売
三重県伊勢市の「伊勢シーパラダイス」は、閉館直前の1時間に限定した「1HOUR入館チケット」を、2026年4月6日(月)~5月10日(日)まで期間限定で販売しています。
1960年開業の同館は、セイウチやゴマフアザラシ、カワウソなどの動物たちとの「距離感ゼロ」をコンセプトにした「ゼロ距離水族館」として、家族連れを中心に人気を集めています。(詳細はこちら)
今回投入された「1HOUR入館チケット」の料金は、通常チケットの約半額に設定。単なる割引プランにとどまらず、閉館1時間前からの入場に付加価値を与えることで、来場動機へとつなげています。

来館者にとってのメリットは、混雑を避けやすい点です。閉館前の比較的空いた時間帯に、水槽をゆったり眺められるなど、落ち着いた館内体験が叶います。
また、日中とは違う動物たちの落ち着いた様子を観賞できるのもメリットのひとつ。大勢の人間に囲まれた昼間の時間に比べ、リラックスした素顔を見せるかもしれません。
さらに、閉館準備を行う飼育員の様子も、普段はあまり見られない貴重な瞬間といえるでしょう。
加えて、2026年3月1日(日)からスタートした「ISE Digital ART PROJECT デジタルアートで観る【浜参宮】」も観賞可能です。伊勢参りの旅路と魚たちが泳ぐ大水槽、デジタルアートを融合させた同コンテンツは、光や音楽を組み合わせた演出で水族館の新たな鑑賞体験を提供します。

あえて滞在時間を1時間に絞ることで、「次はエサやりも体験したい」「今度はもっとゆっくり回りたい」といった物足りなさを生み、次回来館のきっかけへとつなげています。限られた時間でも楽しめる過ごし方を提示しつつ、来館者の分散によって混雑緩和も期待できるでしょう。短時間チケットを“割引”だけでなく“体験”として価値化し、リピーター獲得まで見据えた施策です。
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