沖縄エリアのヒルトンホテルが連携・制作したPR動画、そのターゲットは……?
世界各国で500以上のホテル・リゾーツを展開するヒルトン・ホテルズ&リゾーツ。沖縄エリアにある6つのヒルトンホテルが、その館内でショートムービー『Okinawa DEEP DIVE』を放映しています。また同時に、YouTubeなどを含む公式SNSアカウントを通じて公開。どのような目的で制作されたのでしょうか——。
ツーリスト視点で収録され、まるで自分自身が今、沖縄を巡っているかのような没入感をもたらすこのムービー。県内屈指の透明度を誇るという「ザネー浜」や、海上にぽっかりと浮かぶ「ユニの浜」、那覇のメインストリート「国際通り」など沖縄本島、宮古島の計47カ所で撮影されました。

宮古島市:ユニの浜
ヒルトンホテル 沖縄エリア・マーケティングコミュニケーションズ担当者によると、ターゲット層は、国籍を問わない日本在住者。なかでも、沖縄を訪れた経験があるという人びとをメインターゲットに想定しているそうです。筆舌に尽くしがたい沖縄の魅力を描いた映像で、懐かしさや感動を呼び起こすといいます。

宮古島市:荷川取牧場(にかどりぼくじょう)
また、インバウンド向けの集客活用も視野にあるといい、観光事業者が集う海外の展示会などで放映。各国の観光事業者からの注目をヒルトン、ないしは沖縄に集めるべく積極的に動画を活用していくとPR EDGEの取材に答えています。
美しい海やマリンアクティビティーの楽しみは間違いない「沖縄の魅力」。自然のなかに息づく「魅力の真髄」を紹介するべく、ムービーでは琉球文化において神聖な場所だとされる「御嶽(ウタキ)」や、陶芸家が集う「やちむんの里」、宮古上布の工房「想思樹」、琉球ガラス工房「宙吹ガラス工房 虹」などの現地に息づく伝統工芸もフィーチャーしています。

宮古島市:想思樹
伝統文化を担う人びとがまとう空気、歴史を紡ぐ音を通じて沖縄の文化を紹介することで、<Okinawa DEEP DIVE><BENEATH THE SURFACE>のタイトル、コピーを体現しました。
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