\ Pick of the month /先月の話題事例ピックアップ<2025年2月>

PR EDGEにおいて、先月1ヶ月を通してたくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the month」。

今回は、フェアプライスプロジェクト事務局、Draw in FUTABA、沢井製薬、引越し侍、一般社団法人 ましこラボ、ハニーク、タカノフーズの7事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. 持続可能な食料供給の実現へ。4日間限定で「値段のないスーパーマーケット」が開店

フェアプライスプロジェクト事務局は、適正な価格形成による持続可能な食料供給の実現に向けた参加型イベント「値段のないスーパーマーケット ~みんなにとって『フェアな値段』を考えよう~」を、2025年2月20日(木)から2月23日(日)まで、KITTE丸の内 1Fアトリウムで開催。

今回のイベントは、農林水産省が展開する、食品の適正な価格形成の実現に向けて消費者に理解してもらうための広報活動「フェアプライスプロジェクト」の一環として企画されました。

「値段のないスーパーマーケット」では、食品の供給に関わる背景やコストについて考える機会を提供します。まず、食料供給の現状や、食品が消費者の手元に届くまでのコストをポスターやムービーで学習。その後、価格表示のない食品が並ぶ売り場で、展示されたデータを参考にしながら、自ら適正な価格を考え、実際にその価格で購入することができます。購入後のレシートには、商品の平均価格や実際の販売価格が表示され、自分の考えた価格との比較も可能です。

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2. 福島県双葉町で「異日常体験」ができるホテルが始動! 地域の日常に「クエスト」で入り込む

CHOCOLATE Inc.と福島県双葉町を中心に構成する「Draw in FUTABA」は、ホテルの企画・開発・運営を手掛ける株式会社水星と協同で、地域ならではの異日常を体験できる新感覚のホテル「Hotel Quest -浜のでいりぐち-」のトライアルを1月に実施。その様子を収めたコンセプト映像と、インフルエンサーによる体験映像を2025年1月31日(金)に公開しました。

福島県双葉町は、東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、2022年まで全町避難が続いていた地域。現在、人口は0人から200人ほどまで回復したものの、まだ未活用の土地も多く残っています。双葉町を「これからどんな姿にもなれる町」と捉え、新たな挑戦をしたいクリエイターや民間企業が集まるきっかけをつくることを目的に「Draw in FUTABA」が設立されました。

「Hotel Quest -浜のでいりぐち-」は、Draw in FUTABAが2024年11月に実施したアイデアワークショップで、有名クリエイターたちが考案したアイデアをもとに誕生。 ホープツーリズムとして世界中から多くの人が福島県浜通り地域を訪れる中、”人手が不足しがちな地域の人々”と”普段とは違う体験を求める宿泊者”をマッチングするホテルとして、「熱量の高いローカルの活動に参加する」滞在体験を提供します。

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3. 沢井製薬、イメージキャラクター高橋英樹さんとの契約満了。20年の感謝を屋外看板で表現

沢井製薬株式会社は、2025年3月31日(月)をもって、20年間イメージキャラクターを務めた高橋英樹さんとの広告出演契約を終了します。これまでの感謝を込めて、大阪市の沢井製薬本社ビルの屋外看板デザインを期間限定で変更し、高橋英樹さんへ向けた感謝のメッセージと、「感謝を胸に、私たちは次のサワイへ。」のコピーを掲出します。

同社は、ジェネリック 医薬品の製造・販売を行う企業ですが、高橋英樹さんがイメージキャラクターに就任し、テレビCM放送を開始した2004年当時は、「ジェネリック医薬品」という言葉の認知度はまだ低いものでした。これまでの20年間で10本以上のテレビCMを制作し、ジェネリック医薬品の認知度向上と普及に向けて尽力してきました。

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4.「引越し侍は引越し業者ではありません」ならば、何なのか?–謎を呼ぶTV-CMの舞台裏とその成果

引越し侍は、毎回、ユニークなCMクリエイティブに定評がある企業。今年の1月中旬から3月初旬にかけてO.A.された本TVCMは、「引越しするなら引越し侍」のフレーズを15秒間繰り返し歌うというもの。

しかし、最後は「引越し侍は引越し業者ではありません」という謎のメッセージで締めくくられ、認知欲求をかりたてられた視聴者がネットで検索する流れが生まれました。これにより、指名検索数は前年同期比2.6倍にも伸びたのだとか。本クリエイティブの狙いやこだわり、バズを意識したプレスリリース・PRの手法やその成果を、株式会社引越し侍 代表取締役社長 熊澤博之さんに伺いました。

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[当記事はPR EDGEの前身「AdGang」を運営する株式会社PR TIMESの事例です]

5. 益子町の魅力を知ってもらうために! インフルエンサーコラボで新観光モデルコースを作成

栃木県益子町で地域の経済活性化に取り組む一般社団法人 ましこラボは、Instagramのフォロワー数5万人越えのインフルエンサーとコラボレーションし、新たな観光モデルコースを作成しました。

今回の企画は、栃木県益子町で開催される「益子陶器市(2024年は約16万8,000人が来訪)」に訪れる観光客からの「陶器市以外にどんな観光資源があるか分からない」という声をきっかけに誕生。モデルコースは「日帰りコース」「一泊二日コース」「陶器市コース」の3つが紹介されており、「益子散歩ガイド」として公式サイトで公開されています。

各コースにつき1人のインフルエンサーがプロデュースしており、それぞれの目線で選ばれたおすすめスポットが紹介されています。

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6.  Z世代の自分らしさを応援。ハニーク×『うる星やつら』の交通広告

ボトルワークス株式会社はオーガニックマヌカハニー(ハチミツ[保湿])配合のヘアケアブランド「HONEYQUE(以下、ハニーク)」より、TVアニメ『うる星やつら』とコラボレーションしたラムちゃんデザインの数量限定アイテムを発売しました。

それに伴い、2025年2月16日(日)から2025年3月2日(日)まで東急田園都市線の車両内に、2月17日(月)から2025年2月23日(日)まで渋谷駅・JR東日本池袋駅構内に交通広告を掲出。

こちらの広告は「推しのためにも自分のためにも、いつも自分らしく可愛くありたい」というZ世代のポジティブな気持ちをラムちゃんが応援する内容になっています。

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7. 今、買うべき株は「NATTO」?! 純金カードが当たる納豆継続購入キャンペーンとは

「おかめ納豆」や「おかめ豆腐」を展開するタカノフーズ株式会社は、「すごい納豆 S-903」を継続して購入すると抽選で100名に特製純金カードが当たる「積立NATTO」キャンペーンを開始しました。

キャンペーンでは、今すべきは”健康投資”というコンセプトで、納豆菌と乳酸菌のWパワーで健康をサポートする商品「すごい納豆 S-903」を継続して食事に取り入れることを推奨。商品1パックにつき1ポイントを獲得でき、8ポイントを1口としてキャンペーンへの応募が可能です。

キャンペーンに合わせ、劇団ひとりさんが出演するWebCMも公開。金融エコノミストならぬ”菌融エコノミスト”になりきった劇団ひとりさんは、S-903納豆菌株をおすすめの”注目株”として紹介し、納豆を食べることこそが投資であると熱弁します。納豆菌と投資を掛け合わせたユーモラスな表現となっています。

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2月は、地方創生をはじめとする社会課題に取り組む施策に多くの注目が集まったことが見受けられます。

バレンタインデーや猫の日など2月特有の施策も多く紹介したなかで、少し意外な結果となりました。

その他のPick of the monthについてはこちら
https://predge.jp/search/post?othres=7264
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