命を守る防災から祈りの場を残す備えへ えんぷれあ仏壇リメイクの防災相談

株式会社えんぷれあは、2026年9月1日(火)の「防災の日」に合わせ、「仏壇の防災相談」を新たに開始します。

大型仏壇の転倒対策や、災害後も祈りの場を残す方法について相談を受け付け、仏壇リメイクサービス「結壇(ゆいだん)」を防災の選択肢として提案する取り組みです。

相談では、居住する自治体に家具転倒防止の支援制度があるかを確認し、該当する場合は制度の内容や申請窓口を案内します。防災に関する問題提起だけでなく、生活者が具体的な対策を検討できる接点まで用意しました。

「結壇」は、現在使っている仏壇の素材を生かし、手のひらサイズなどの小さな仏壇へ作り替えるサービス。高さや重量を抑えることで、転倒・落下リスクを考えるうえでの選択肢になります。

避難や転居の際に持ち運びやすく、限られた空間にも置きやすいため、暮らしが変わったあとも手を合わせる場所を残しやすくなります。

リメイクした小さな仏壇「結壇」

取り組みの背景には、東日本大震災で被災した仏壇のリメイク事例があります。

宮城県石巻市にあった顧客の実家は津波で全壊しましたが、仏壇は泥をかぶりながらも残り、位牌もボランティアの協力によって瓦礫の中から見つかりました。その後、仏壇は洗浄・修理され、元の素材を使った小さな仏壇として次の世代へ受け継がれています。

また、代表の稲垣亘佑氏は能登半島地震の被災地を訪れた際、家族の歴史や思い出が詰まった仏壇を、自宅とともに失った人がいると聞いたといいます。その経験から、災害が起きる前に、大切なものをどのように残すか考えてほしいと呼びかけています。

震災で受け継がれた仏壇

既存サービスの機能を変えるのではなく、防災という新たな文脈と結びつけることで、サービスの役割を拡張。仏壇リメイクは、住環境の変化や世代継承への対応としてだけでなく、転倒への備えや、災害後の祈りの場を残す方法としても捉えられます。

さらに、被災した仏壇が次世代へ受け継がれた実話を軸に据えることで、「思い出を残す」という抽象的な価値を具体化しています。

防災の日という社会的な関心が高まる時期に合わせ、既存サービスを新たな課題と接続し、相談窓口によって検討の入り口までつくったPR事例です。

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