\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<6/8-6/14>
PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップして紹介する「Pick of the week」。
今回は、大塚製薬、伊豆シャボテンリゾート、PLAZA、アイリスオーヤマ、ロート製薬の事例紹介記事をまとめてお届けします。
1. 50歳でプロ競輪選手になった主婦の半生を描く カロリーメイト ゼリー新CM

大塚製薬の「カロリーメイト ゼリー」が、「夢中(610)」の語呂にちなんだ2026年6月10日(水)に、新WebCM「大人の夢中に、エイ、エイ、ヨー!高松さん」篇を公開しました。
第2弾となる今回スポットライトが当たるのは、娘の幼稚園への送り迎えで7年間に地球1周分にあたる約4万kmを自転車で走り、それをきっかけに50歳でプロ競輪選手になった主婦・高松美代子さん。
広告のための演出ではなく、かつて家事や育児に追われていた生活者の実話をテーマにしているからこそ、ドキュメンタリーとしての強度を持ち、対象層に深い共感が生まれるのでしょう。
また、「夢中(610)」の語呂に合わせた公開日の設定も見逃せません。前作に続き、日付にブランドのメッセージを込めることで、施策としての継続性や話題化のきっかけを自らつくり出しています。
リアルな生き様そのもので訴えかけるアプローチによって、日々に寄り添い、その先の挑戦をも支えるというカロリーメイト ゼリーの真摯な姿勢を、まっすぐに届けるCMです。
2. 伊豆シャボテン動物公園グループが営業時間拡大 朝から晩まで笑顔にする夏休み集客施策

伊豆シャボテンリゾート株式会社は、創業50周年記念事業の一環として、グループ施設を対象とした営業時間の拡大を実施します。
朝のレジャーから食事、夜のエンターテインメントにいたるまで、来園者の1日の消費行動を自社グループで網羅する動線を設計。開園直後や閉園前という特定の時間帯にしか見られない動物たちのリアルな生態を提示するほか、日中の酷暑を避けたいという避暑ニーズにも対応します。
日中から夜間への円滑な移行を促す施策として、「伊豆ぐらんぱる公園×伊豆高原グランイルミ限定プレミアムセット券」を販売。本券には、伊豆高原グランイルミの一般開園30分前から優先入園できる特典を付加しました。
混雑を避けて楽しめるメリットを提示することでセット購入を促し、グループ施設全体でのより長い滞在時間の確保と顧客のエンゲージメントを強める狙いがうかがえます。顧客の体験価値とグループシナジーを最大化させるマーケティング事例です。
3. ライン使いを後押し リファがPLAZA限定セットで打ち出すミニサイズ戦略

店頭で「まずは試したい」を後押しするミニサイズ戦略が、ヘアケアでも広がっています。
バラエティショップのPLAZAが、2026年6月2日(火)より、美容ブランド「ReFa(リファ)」のPLAZA限定ミニボトルセット「ReFa LOCK SERIES MINI BOTTLE SET BLOOM」を発売しました。
リファは美容家電やヘアケア商品などで高い認知を持つブランド。今回は、複数アイテムのライン使いを提案するセットとして展開しています。
人気シリーズをミニサイズでまとめることで、これまで使ったことのない人でも手に取りやすく、「まずは試してみたい」というニーズに応える企画です。
また、ミニサイズは外出先へ持ち運びやすく、旅行や出張などのシーンにも適しています。さらに、ポーチ付きのセット仕様とすることで、ギフト需要にも対応。トライアル用途に加え、プレゼントとしての選択肢にもなりそうです。
4. アイリスオーヤマが6月9日を「綠の日」に制定|吉沢亮さん起用の新TVCMを公開

アイリスオーヤマ株式会社は、緑茶飲料シリーズ「アイリスのお茶 綠(りょく)」の発売1周年を記念し、新たに6月9日を「綠の日」に制定。俳優の吉沢亮さんを起用した新TVCMの放映と、大規模なSNSキャンペーンを同日より開始しました。
競合の多い緑茶市場。その中で同社は、低温密閉抽出製法によって渋みと苦みを抑えた商品特長を打ち出しました。華やかな香りとすっきりした喉越しで、朝に飲みやすい味わいを提案。他社製品との差別化を明確にし、生活者の日常へアプローチします。
商品名にちなんだ6月9日を「綠の日」と制定したことで、単なる一過性の周年イベントで終わらせず、毎年定期的にブランドを想起させる年中行事へと昇華。次年度以降もプロモーションを展開しやすくなる土台を築いています。
また、新TVCM公開を記念して実施される記念キャンペーンでは、抽選で合計3万名に商品をプレゼント。当選者数を大規模に設定することで、ユーザーに「自分も当たるかもしれない」という期待感を与え、参加へのハードルを下げています。
5. 3回目のコラボはキングスライムを初起用 シリーズ40周年の“ドラクエ×ロート”コラボ

多くの人々に親しまれてきた人気RPGと、生活者の毎日に寄り添うアイケア商品のコラボレーションがふたたび始動しました。
ロート製薬は、大人気ゲームシリーズ『ドラゴンクエスト』とコラボレーションした数量限定商品として「ロートジー キングスライム型目薬」を発表。2026年6月10日(水)より、全国のドラッグストアとECサイトなどで順次発売します。
2017年5月、2023年11月に続いて3度目のコラボとなる今回は、ドラゴンクエストの人気モンスター「キングスライム」を初めて起用。パッケージはキングスライムを目薬の“しずく感”になぞらえて描き起こしたデザインを採用しました。
また、パッケージの内側にはレトロ調の白黒バトル画面をモチーフにしたデザインが出現。キングスライム型目薬を置くことで、スライムが合体したかのようなシーンを楽しめる遊び心のある仕掛けが用意されています。
ドラゴンクエストシリーズの40年の歴史を“冒険の物語”として捉え、ロートジーの歩みを瞳を休める習慣として重ね合わせたことで、周年企画に新しい切り口を提示。数ある記念施策の中でも、コンセプトの明確さが光る販促事例です。
先週は、商品名やブランドメッセージにちなんだ記念日を活用し、世の中へ届けるタイミングを捉えた展開が目立つ1週間でした。
既存のモーメントに自社の文脈を重ね、定期的な想起のフックを仕込むことで、効果を最大化させる体験設計が参考になる事例が揃いました。
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