乗客1.8万人への感謝を込めて 沿線一体でもてなす地域共創の特急2周年イベント
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)は、2024年4月に運行を開始した特急「かんぱち・いちろく」の運行開始2周年を記念し、沿線地域と連携した特別企画を実施します。
2026年4月25日(土)から実施されるこのプロジェクトは、これまで2年間で約18,000人が利用した実績への感謝を伝えるとともに、停車駅や車内での体験を通じて地域の魅力を再発見してもらうことを目的とした取り組みです。

特急「かんぱち・いちろく」は、福岡県と大分県の風土を味わう列車として親しまれてきました。今回のイベントでは、田主丸駅や恵良駅などの停車駅にて、沿線自治体の公式キャラクターによる出迎えや郷土芸能の獅子舞、和太鼓の演奏などが披露される予定です。
沿線住民が特産品を販売したり、名物を振る舞ったりと、わずかな停車時間を活用して、その土地ならではの活気を乗客へ直接届ける体験を用意しました。

車内には大分市の「カモシカ書店」が監修し、旅や郷土にまつわる書籍を揃えた書棚「かんろく文庫」を新たに設置。さらに、客室乗務員と対話しながら地元のフルーツについて学ぶ有料ワークショップを開催するなど、乗車時間を楽しみながら地域の文化を学べる機会を創出します。

車内販売を2,500円以上利用した乗客に日田杉のコースターを進呈するほか、期間限定で「日田天領水のお茶」を無料で提供するなど、地域資源を活かしたおもてなしを実施。乗客の満足度を高めつつ、沿線への愛着を深める狙いがありそうです。

観光列車という枠組みを超え、沿線全体をひとつのおもてなしの場として広げた本プロジェクト。自治体や地元企業、さらには住民までが参加することで、街全体で乗客を歓迎する空気を作り出しています。
特急運行2周年という節目を機に、これまでの利用者を地域のファンへと育て、未来の来訪や関係づくりにつなげるアプローチです。
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