「タコを探して」Bachan’sが仕掛ける”棚で選ばれる”ための広告設計
アメリカ発の日本式BBQソースブランド・Bachan’s(バチャンズ)。日系アメリカ人のJustin Gillが祖母から受け継いだレシピをもとに創業し、2019年に正式ローンチしました。
「Bachan」は日本語の「ばあちゃん」を英語表記にしたもので、日本とアメリカの食文化を自然に組み合わせたブランドです。そんなBachan’sの初の全国規模キャンペーン「Look for the Octopus(タコを探して)」がが2026年3月に公開されました。
映像の主役は、ブランドマスコットのタコ「Octo(オクト)」。日本の国旗をあしらった鉢巻をつけたその姿は、日系アメリカ人ブランドとしてのこだわりを象徴しています。他社のBBQソースに手を伸ばそうとする生活者に対し、セリフなしで軽快に踊りながらBachan’sを手にとるよう促します。
本作のポイントは、商品の特長を“説明する”のではなく、店頭で“見つけてもらう”ための合図を刷り込んでいる点にあります。BBQソース売り場は、似た色味のボトルやラベルが並びがちです。
だからこそ、生活者が瞬時にブランドを識別できるよう、タコというビジュアルを強く印象づけています。商品名や特徴ではなく、「タコのやつ」という記憶を残す設計です。
PR視点で見ると、本事例は「棚で選ばれるための広告設計」の好例といえるでしょう。好感を持ってもらうだけでなく、実際に店頭で手が伸びるかどうかまでを見据えた設計となっています。
商品が溢れる時代において、いかに“見つけてもらうか”に重きを置いたこの一手は、グローバル市場におけるブランド構築のヒントを示しているといえるでしょう。
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