DJ×かつお節?!AIが歌う「#にんべん15秒レシピ」新CM公開
株式会社にんべんは、つゆの素の発売60周年を記念し、新CM「#にんべん15秒レシピ」篇を2024年10月1日(火)より全国(一部地域を除く)で公開しました。
このCMは「つゆの素」を使った簡単レシピを15秒で紹介するキャンペーンの一環として、現代人に向けて「人生100年時代を美味しく生きる」ことを提案するため制作されています。
300年の歴史と現代技術の融合
にんべんは1699年創業の300年以上の伝統を持つ鰹節専門店。今回のCMでは、そんな伝統的な鰹節の魅力と現代の象徴ともいえるDJやAI音声を融合させるという新しい試みに挑戦し、音楽をフックにしたプロモーションは、にんべん初の試みとして視聴者の関心を引きつけ注目されています。
CMの制作にはエグゼクティブクリエイティブディレクターの鹿毛康司氏と、音楽プロデューサーの宮井英俊氏という著名なクリエイターを起用。数々のヒットCMソングを手掛けた鹿毛氏が作詞・作曲を担当し、にんべんの歴史と革新を表現するためにAI音声を採用しました。
左)エグゼクティブクリエイティブディレクター 鹿毛康司氏 右)音楽プロデューサー 宮井英俊氏
テーマは「にんべん300年、人間100年、レシピ15秒」。にんべんが積み上げてきた商品への想い、そしてこれからの覚悟も感じさせる独自の世界観が演出されています。そして企業の長い歴史とは裏腹に、にんべん「つゆの素」を使用すればたった15秒という短い時間で料理がぐっと美味しくなるという商品アピールも欠かしません。
さらにSNSでは、「#にんべん15秒レシピ」キャンペーンではSNSや特設サイトを通じて、つゆの素を使った簡単で美味しいレシピを紹介。本キャンペーンはTikTokなどを活用しており、ユーザーが自ら作ったレシピを投稿することで広がりを見せそうです。
「つゆの素」60周年に込められた想い
本CMの背景に垣間見えるのは、にんべんの伝統的な鰹節が象徴する日本の食文化と現代のライフスタイルをつなげたいという想い。
同社は「鰹節」という日本の食の根幹を担う食材と、最先端の音楽やAI技術が融合させることで唯一無二の映像を作り出し、CMを見るあらゆる世代の興味・関心を集めようとしています。この新しいアプローチは、同社の新たなブランド価値を創出しそうです。
また、同社の「つゆの素」は1964年の発売から60周年を迎え、家庭料理に欠かせない万能調味料として親しまれてきました。
当初、鰹節を使った液体調味料の製品化は難しいとされていましたが、にんべんは技術的な問題を解決し、画期的な商品として市場に投入。この「つゆの素」は、めんつゆだけでなく、さまざまな料理に使える汎用性の高さが特徴で、60年間にわたって多くの家庭で愛用されています。
今後の期待と展望
にんべんの「#にんべん15秒レシピ」篇は、音楽とAIを駆使した新たなプロモーションとして、視聴者の印象に残りやすい演出が施されている施策。
特設サイトやYouTube、TikTokなど、多様なプラットフォームを活用することで拡散効果も見込めそうです。本取り組みによって「つゆの素」のさらなる普及とブランド力向上が期待されます。
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