人が集い憩う公衆トイレ「インフラスタンド」でマルシェ開催に込められたメッセージとは?

埼玉県所沢市の水道工事会社、有限会社石和設備工業「KAWAYA-DESIGN」は、2023年11月18日(土)・11月19日(日)の2日間、自社敷地内の公衆トイレを中心とした施設「インフラスタンド」で3回目となるマルシェ「KAWAYA市」を開催します。

不衛生な公衆トイレ、和式トイレが苦手な子どもたち、洋式化が進まない小学校のトイレ問題など、一般的に「トイレ」や「排泄」にはネガティブなイメージがあります。石和設備工業には水道工事会社として、これまでトイレを取り巻くさまざまな問題に直面してきました。さらに、インフラを支える人材不足は、今後ますます深刻になることが予測されており、水道工事業における人材不足問題は深刻です。そこで、石和設備工業では、自社敷地内に公衆トイレ「インフラスタンド」を建造。公衆トイレの運営を通して、水道工事業の魅力を発信するとともに、所沢の地域活性化を目指しています。

このインフラスタンドは、所沢駅から徒歩10分、所沢航空記念公園から徒歩3分という立地にあり、誰でも気軽に無料で使うことができる公衆トイレです。シェアサイクルステーション、フリーWi-Fi、そして自動販売機を備えていて、「コミュニティスポット」としても機能しています。清掃は1日3回行い、おむつや女性用品といった備品も用意。大便器や小便器だけでなく、おむつ台やパウダースペースも備えた誰もが快適に使用できる空間となっています。

インフラスタンドでは、これまでに過去2回のイベント「KAWAYA市」を開催。このKAWAYA市は、週末のひと時を食べて飲んで楽しめるマルシェです。すぐ側に清潔な公衆トイレがあるので、安心してゆったりとした時間を過ごせると好評を得てきました。1回目では、所沢市主催の「TOKOROZAWA STREET PLACE」と「暮らすトコロマーケット」と連携して開催。2回目も所沢市の後援を受け、所沢航空記念公園の「市民文化フェア」、ところざわサクラタウンの「サクラまつり」と連携して開催されています。

3回目となる今回は、所沢市と西武グループ3社の連携協定を踏まえて開催される「TOKOROZAWA DESIGN WALK」との連携が決定。大規模イベントの一部として開催します。また、今回は初となる夜のイベント「KAWAYA夜」も開催し、インフラスタンドがアートに変わるライブパフォーマンスを楽しめます。

所沢では近年、官民が一体となった町づくりが進んでいます。さまざまなイベントが定期的に開催されますが、多くの人が集まる程「トイレ問題」は大きなものになります。そこで、トイレ不足解消のためにインフラスタンドをトイレ休憩所として提供。今年の10月に開催された「ところざわまつり」では、仮設トイレの設営も担当しました。

インフラスタンドが目指す姿は、所沢の町のシンボルとなり、公園のように多くの人が集える空間です。石和設備工業は、これからも「トイレ」を通じて、所沢の町づくりに貢献していくとしています。

所沢市の水道会社が企画運営している、トイレを中心においたコミュニティ創生施策。学校の和式トイレ問題やイベントのトイレ不足など、水道会社ならではの視点から社会課題を見つけて、そこに対して自社の強みを生かしたアプローチをする独自性が興味深い事例です。

地域活性のために人を集めるイベントや施策はわかりやすいですが、普段以上に人が集まる際に必要不可欠なインフラとしての「トイレ」。安心、快適に使用できるトイレがあれば、お出かけ先として選ばれやすくなるはずです。また、普段から整備されていれば、地域の人々にとっても集まりやすい場所となるので、さまざまに活用が期待されます。新事業装飾トイレ「KAWAYA-DESIGN」によって、生活を楽しく豊かにしてくれるハッピーアイテムとして生まれ変わったトイレの活躍がありました。

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