まぼろしの和菓子屋ふたたび、グランドセイコーが発信するブランドメッセージとは

セイコーウオッチが展開するグランドセイコーは、「ときを食（は）む和菓子。」をテーマとした「Grand Seiko 果実と花の和菓子屋 とき」をオープン。神宮前・StandBy（スタンドバイ）へ10日間の期間限定オープンとなります。

日本の四季や自然にインスピレーションを受け、時のうつろいを味わうために、瞬間を刻む一秒一秒の精度を追求し続けてきたグランドセイコー。「和菓子屋 とき」は、そんなグランドセイコーが昨秋にも10日間限定で初開催した、まぼろしの和菓子屋です。

グランドセイコーのブランドフィロソフィー「THE NATURE OF TIME」の根幹には、自然や季節の移ろいとクラフトマンシップがあります。それに加え、ブランドメッセージである「今、この時を生きる人へ。Alive in Time」を体感してもらうことを目指しています。そこで、今年はこの一瞬を生きる生命力や美しさ、瑞々しさを表現できる“果実と花”をメインテーマに、フレッシュで軽やかなラグジュアリーの世界観を表現しています。

クリエイティブディレクターには、フードエッセイストやフードディレクターとして幅広く活躍する平野紗季子氏を引き続き迎えました。また、菓子作家には、宝石のようなパフェ「パルフェビジュー®️」をはじめ、芸術的なお菓子を生み出す「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」シェフパティシエール岩柳麻子氏と、日本の自然や和のハーブをリスペクトしたデザートを提案する、「FARO」のシェフパティシエ加藤峰子氏の2名を迎え、洋菓子作家が創作する新しい和の菓子を開発しています。

店舗や菓子のパッケージなど全体のアートディレクションは、アートディレクター・グラフィックデザイナーの田部井美奈氏が昨年に続き担当しています。果実や花が咲き誇る空間の演出には、フローリストの越智康貴氏も参画し、数々の空間デザインプロジェクトを手掛けてきた設計事務所・DAIKEI MILLSとともに会場を演出。「光と風の花畑」をテーマとし、季節を感じる草花で彩った瑞々しく洗練された空間となっています。時と自然が交差し、一瞬一瞬表情が変わる瞬間を楽しんでもらえる仕上がりです。

さらに、会期中2日間限定で、「御菓子丸」の杉山早陽子氏（11/3・祝日 数量限定販売）と、茶寮「菓子屋ここのつ」の溝口実穂氏が手がける和の菓子（11/4・土曜日数量限定販売） も昨年からバージョンアップして登場します。

グランドセイコーのブランドフィロソフィーである「THE NATURE OF TIME」。自然や季節の移ろいからインスピレーションを受ける感性と、それぞれの道を究めて時の本質に迫ろうとする匠の姿。そして、日本独自の美意識と精神性を表現しています。さらに、2023年グランドセイコーが新たに掲げる「今、この時を生きる人へ。 Alive in Time 」は、グランドセイコーの終わりなき進化の決意であり、現在から未来へ進化を図るグランドセイコーから、今を生き、自らを変革する人々に向けたブランドメッセージです。

グランドセイコーは、1960年の誕生以来、最高峰の腕時計を目指し、正確さ、美しさ、見やすさといった腕時計の本質を高い次元で追求・実現し続け、たゆまぬ進歩を重ねてきたブランド。そのブランドとしてのフィロソフィーとイメージの発信に、和菓子屋という選択肢がおもしろいです。商品としての和菓子も店舗装飾もこだわりの世界観で、その店舗で撮影された時計を身にまとう人たちのビジュアルも含めて、多角的に発信するブランディング施策としています。

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