一期一会の淡い恋模様を通じて商品特長をアピールしたマクドナルドのCM

インドネシアのマクドナルドは、看板商品でもあるビッグマックのパティが2倍になった新商品・ダブルビッグマックの新発売にあたり、量が多くなったことでよりゆったりと過ごせるというメッセージを込めたCM「Last Longer(永遠に続いてほしい時間)」を公開しました。

動画は、偶然マクドナルドの店内で居合わせてしまった2人の男女の恋模様をエモーショナルに描いたもので、ダブルビッグマックが乗ったトレイを運びながら店内の座席につく少年のシーンで始まります。

向かいに座っていた少女と目が合う様子が穏やかの音楽とともに紹介され、2人は一瞬にして恋に落ちてしまったことが伺えます。その日その場所に居合わせただけでなく、注文した商品も同じダブルビッグマックで、度重なった偶然を噛み締めるかのように、2人は店内でダブルビッグマック越しにふざけあいます。

見つめ合ったり、レタスだけを抜いて食べたり、ピクルスだけを1枚ずつ食べてみたり……食べ終わってしまえば店を出ないといけないからこそ、あえて少しずつダブルビッグマックを食べていく2人。

最終的には我慢できなくなって思い切りかじりついてしまう様子とともに、運命とも呼べる2人の出会いを体現したフレーズ「For moments that you want to last longer(永遠に続いてほしいと願う、その瞬間に)」に合わせて動画は幕を下ろします。

サイズが大きいからこそ長い間味わえるという特長を、思春期の主人公たちの恋模様を通じて描くことでエンタメ性を帯びせることに成功したCMでした。

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