SUP体験を組み込んだ採用ブランディング|地方建設会社の挑戦
さまざまな問題を抱える地方企業の採用活動。そのひとつは、若者が都市企業への就職を重要視する傾向から、地方で働くイメージを抱きにくいという点にあります。
千葉県南房総市で住まいのトータルサポートを展開する安房住宅株式会社は、この課題に対し、インターンシップに「SUP(スタンドアップパドルボード)体験」を組み込むという異色のアプローチで挑んでいます。

同社が大切にしているのは、「移住を視野に入れるなら、まずは地域のファンになってもらいたい」という思いです。
2025年から開始した「仕事と趣味の1day体験」は、単なる会社見学にとどまらず、入社後の地域生活を提案することで、学生の価値観をアップデートし、着実な内定獲得へとつなげています。
午前中は会社見学とワークを実施。仕事の特長を学び、若手社員との交流を通じて南房総でのキャリア形成のイメージを具体化します。
そして午後は、南房総の海へ。SUP体験を通じて「遊びも仕事も全力」という社風を肌で感じるとともに、豊かな自然のなかで趣味を満喫できる地方ならではの特権を体感します。

また、同社では採用担当とは別に、学生の味方となる「リクルーター」を配置。選考の合否を判定する立場ではなく、面接前のフォロー面談などを通じて、学生の本音や不安に向き合うパートナーとして支えます。
学生にとっては心強い伴走者となり、企業側にとっても学生のキャリア観をより理解できる関係性を構築できるため、双方にとって入社後のミスマッチを減らす効果が期待できるでしょう。

給与や知名度といった条件面で都市部の大手企業と競わず、地域に根付いた特長を生かした地方企業の採用ブランディング施策。豊かな自然を“採用の資産”として生かす、採用のヒントが詰まった取り組みです。
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