幻想的な月をモチーフに、まるで無重力空間のような乗り心地を描いた車の広告

アメリカの自動車メーカーLincolnは、自社で開発した自動運転アシスト機能ActiveGlideの性能をアピールするため、乗り心地を月面歩行に例えた幻想的な演出のCMを公開しました。

 

夜の荒野を走り抜けるLincolnのNavigatorを映すところからはじまる動画は、車内の後部座席に座る少女が、どこか穏やかな表情を浮かべながら外の景色を見つめています。暗いはずなのに、なぜか車の向かう先に強烈な光源があるかのように眩しく照らされる車内。

ふと少女が前を向くと、そこには巨大な月があり、目が眩むような光はそこから発されていたことが判明します。

徐々に車がスピードを上げていくと、運転席に座っている家族らしき男性がハンドルから手を離してしまいます。しかし、ActiveGlideが起動し、まるで何事もないようにゆるやかに加速する車。さまざまなアングルから車を映すことで、本当に無重力空間にいるかのような演出が加えられています。

BGMにはイギリスのロックバンド・ポリスの名曲“Walking on the Moon”のカバー版が使われており、映像表現から楽曲まで、すべての要素を企画の中心でもある月面歩行に合わせていることが伺えます。

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