米離れを救うニューヒロインが誕生。新潟県が作った「遅刻するおむすび少女」の動画

米産地の代表・新潟県は、近年の米離れ(とくに朝食)は日本のカルチャー面からも何か影響しているのではと考え、漫画などによく見られる遅刻しそうなヒロインが食パンをくわえて曲がり門で恋におちるおなじみの「遅刻する食パン少女」ではなく、新たなニューヒロインカルチャーを作るプロジェクトとして「遅刻するおむすび少女」という動画を公開しました。

第1弾のサンプル動画では、プロジェクト名そのままの「遅刻するおむすび少女」が登場。受験生を演じる女優の井頭愛海さんが、新潟米コシヒカリを使った「タレかつおむすび」をくわえて走る様子を描いています。

「もう遅刻じゃん!」とおむすびをくわえて走る女子高生。「毎晩遅くまで勉強しているため、寝不足が続いている」というナレーションを受けながら、ひたすら走ります。女子高生がくわえているおむすびにクローズアップすると、それは新潟のおじいちゃんのお米でつくった「タレかつおむすび」でした。

「おいしいごはんだからこそ、タレかつのおいしさが際立つのである」とナレーションとテロップで表示された後に、なぜ少女が「タレかつおむすび」を食べていたのか、理由が説明されます。

それは、「タレかつおむすび」に掛けて、「受験に勝つ」「志望校とご縁をむすぶ」という意味が込められていたようです。

この「遅刻するおむすび少女」プロジェクトは続篇もあり、第2弾は「遅刻するファッションモデル篇」で、こちらもファッションモデルの女性がおむすびをくわえて走るシーンからスタートし、「彼女の朝は決まっておむすび。おむすびを食べる習慣が彼女の健康と美容を支えているのである」というナレーションで、朝のおむすび健康習慣を推奨しています。

 

そして、第3弾は「遅刻する男子高生篇」で、例にもれず男子高生がおむすびをくわえて走るシーンからスタート。道の曲がり角で、同じくおむすびをくわえた女子高生とぶつかり恋に落ちるというストーリーは、上記の「遅刻する食パン少女」をオマージュしたものとなっています。

動画は、「おむすびには良縁を結ぶという意味がある。今朝もまた、おむすびを食べることで運命の出会いを期待する彼なのである」というナレーションをバックに、男子高生がおむすび頬張るシーンで締めくくられています。

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