【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 5/24

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、集英社/講談社、キングジム/茨城県、モンデリーズ・ジャパン、ドミノ・ピザ ジャパン、伯方塩業の事例をご紹介。

1:週刊少年ジャンプ×週刊少年マガジン 120のキャラクターが渋谷で共演(集英社/講談社)

集英社と講談社は、「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」などの連載作品約150タイトルを無料で読むことができるWebサイト『少年ジャンマガ学園』を6月10日(月)までの期間限定で公開。

若い世代にマンガを読む機会を増やしてほしいという想いからスタートしたというこの企画。利用者は22歳以下を対象としており、初めてサイトにアクセスした際に「生まれた年」を入力することで認証する仕組みになっている。また、5月6日(月)〜5月12日(日)の期間中、計120のキャラクターたちが渋谷駅地下道の約30mの巨大広告にも登場した。

2:テプラ×茨城県 翻訳機能でおもてなし(キングジム/茨城県)

キングジムは、増加する外国人旅行者との「言葉の壁」を少しでもなくすべく、茨城県の協力のもと、同県の観光名所で日本三名園の一つ・水戸市「偕楽園」内の看板を、ラベルライター「テプラ」で多言語翻訳する取り組みを実施。その様子をまとめた動画“「テプラ」×茨城県 翻訳機能でOMOTENASHI”を5月21日(火)に公開した。

この動画は「外国人旅行者にとってにほんごは難しい」という、テプラで印字されたメッセージから始まる。そして、日本語表示のみだった「偕楽園」内の様々な場所の看板を「テプラ」PCラベルソフトの翻訳機能を使用し、多言語翻訳する取り組みを紹介する。同社は、ちょっとした工夫により日本が外国人旅行者にとって「優しい観光地」になることを目指している。

3: 「オレオパンダ」がユーロビートでキレキレダンス(モンデリーズ・ジャパン)

モンデリーズ・ジャパンは、オレオパンダと「バブリーダンス」で一世を風靡した登美丘高校ダンス部OGらがコラボした動画を公開。

この動画は、昭和を彷彿とさせる教育番組風な和やかな雰囲気で始まる。しかし、オレオの「TLD」=「Twistクッキーをひねって、Lickクリームをなめて、Dunk牛乳につけて食べる」に合わせて徐々に曲調が変わり、ハイパーテクノやユーロビートのような、懐かしさと新しさが入り混じった今まで見たことのない「令和」時代のダンスに一変。ダンサーに負けず劣らずのキレッキレな「TLD」ダンスを見せるオレオパンダに注目だ。

4:ネット注文で来店時間を予測!焼き立てピザが受け取れる新サービス(ドミノ・ピザ ジャパン)

ドミノ・ピザは、5月27日(月)より、ネット注文で来店時間を予測し待ち時間ほぼ「ゼロ」で焼き上げる新サービス「ジャストタイムクッキング」(無料)の提供を開始。同社はこれまで主に宅配時に向けたサービスを開発してきたが、今回は持ち帰りでもさらにアツアツのピザを提供するべく同サービスを開発。

ネット注文時にこのサービスを選択すると、お客の現在地から来店時間を予測し、ある一定の距離に近づくと調理を開始。お客の実際の到着時間に合わせて焼き上げたピザを提供する。今までは、時間予約で注文があっても実際の来店時間が大幅に遅れてしまい、ピザを作り直し、冷めてしまったピザは廃棄する事もあったとか。こういったフードロスも減らすことを目指すサービスとなっている。

5: Twitterで“伯方の塩”二代目声優オーディション(伯方塩業)

伯方の塩 二代目声優オーディション

伯方塩業は、5月11日(土)から6月30日(日)までの期間、「♪は・か・た・の・しお♪」のフレーズを歌う、Web広告に出演してもらう二代目声優をTwitterにて募集する「伯方の塩 二代目声優オーディション」を開催。テレビ番組などでも話題となっている。

同社は、TwitterやYouTubeといったSNS上で、お馴染み「♪は・か・た・の・しお♪」のフレーズが多くの人によりアレンジして歌われていることに着目。そこで同オーディションを通じて、より一層認知を広め、かつ皆のアイデアを形にしていきたいという思いで企画実施に至ったとのこと。

 

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