シワも白髪も手術痕も、すべて美しい。スウェーデンの美容ブランドが宣言した、美のあるべき姿

スウェーデンに本社を置く美容ブランドOriflameは、美の定義に関する世間的な認識の改善を訴えたビジュアル広告を公開し、美しさは人それぞれの価値観によって決められるもので、周囲の目によって定義されるべきではないというメッセージを訴えかけました。

「#UglyStandards」(美の醜い基準)というハッシュタグが記された広告は、一般的にはコンプレックスとして受け取られがちな白髪やそばかす等にフォーカスしており、「白髪は美しい。美しくないのは、美に関する基準の方だ」や「そばかすは美しい。美しくないのは、美に関する基準の方だ」と、各々の身体的特徴を愛すよう訴えています。

その他にも、非対称的な顔や、顔面に生えているムダ毛、男性型脱毛症が紹介されているバージョン。

皮膚線条、段になってしまった脇腹、手術痕等の顔以外にもフォーカスしたものも。

シミや凹凸のある肌、シワ等年齢によって引き起こされる身体的変化もポジティブに捉えようと訴えかけています。

美容に携わる企業だからこそコンプレックスや不安を煽るのではなく、一度すべてを受け止め、美の定義は周囲の価値観や時代によって移り変わるものではなく自らの意思で決めるものだということを伝えています。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24

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