ポケモンカードゲームのプレイを競う、AIエージェントの開発コンテストを開催! プレスリリース

 ポケットモンスターをプロデュースする株式会社ポケモン(本社:東京都港区六本木 代表取締役社長:石原恒和)は、株式会社松尾研究所(本社:東京都文京区 代表取締役:川上登福)、およびHEROZ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役CEO:林隆弘)と共催で、世界最大級のデータサイエンスプラットフォーム「Kaggle」上で、AIエージェント開発コンテスト「ポケモンカードゲーム AI Battle Challenge(英語名:Pokémon Trading Card Game AI Battle Challenge)」(日本語略称:ポケカABC、英語略称:PTCGABC)を開催することをお知らせいたします。

PV: https://youtu.be/EXOEDkPNoGI


 本大会は、16言語、90以上の国と地域で遊んでいただいているポケモンカードゲームの対戦を対象としたAIエージェント開発コンテストです。参加者はポケモンカードゲームで対戦するAIエージェントを開発・構築し、他の参加者が開発したAIエージェントと対戦させ、その強さを競います。

 戦略性の高いポケモンカードゲームを新しい楽しみ方で体験する機会を提供することを目的としています。

 第一ラウンドは2026年6月16日(火)20:00(日本時間)より開始し、第二ラウンドは2026年末以降を予定しております。第一ラウンドのストラテジー部門の成績上位8チーム、第二ラウンド成績上位2チームにはそれぞれ賞金が授与されます。

AIの、ポケモンカードゲームへの新しい挑戦

 チェスや将棋、囲碁といった「完全情報ゲーム」は、AIの可能性を証明する重要な試金石として、AIの発展において重要な役割を果たしてきました。

 一方、ポケモンカードゲームは、山札や相手の手札など、カードが公開されない「不完全情報ゲーム」の一つです。

 タイプ相性に加えて、数千種類を超えるカードの組み合わせから生まれる奥深い戦略性を持っています。熟練したカードプレイヤーは、あらゆる可能性を考えながら、カードをプレイしています。カードの引きやコイントスといったランダムな要素も複雑に絡み合うため、AIが最適解を導き出すことは挑戦的な課題といえます。

 本大会では、提出されたAIエージェントが、プレイヤーが対戦中に直面するこれらの様々な課題にどのように対処していくか、ポケモンカードゲームの新しい楽しみ方を開拓することを目指しています。

主な特徴

■「Kaggle」プラットフォームでの開催

 ポケモンカードゲームに詳しくない方も含め、世界中の関心のあるAI開発者、研究者、エンジニア、学生まで、幅広い層からの参加をお待ちしております。

 第一ラウンドは機械学習のデータサイエンスプラットフォームである「Kaggle」上で開催されます。

■3社によるサポート体制

 Kaggle上で実施される第一ラウンドは、Kaggle Inc.が主催、株式会社ポケモン、HEROZ株式会社、株式会社松尾研究所の3社が共催として企画・運営されます。

■賞金および開発支援

 ポケモンカードゲームの戦略研究に挑む参加者の情熱と技術革新を支援するため、第一ラウンドおよび第二ラウンドで以下の賞金が贈られます。

<第一ラウンド>

シミュレーション部門

※シミュレーション部門では賞金は提供されません。

ストラテジー部門

1位から8位:$30,000(各チーム)

上位8チームへ第二ラウンドへの出場権

※ストラテジー部門への参加には、シミュレーション部門への参加が必須です。

<第二ラウンド>

優勝チーム:$50,000

2位チーム:$30,000

第二ラウンド出場者全員対象

第二ラウンド出場者各個人:Google Cloud クーポン$3,000 分

※参加にあたっては、必ずKaggleの本大会ページに掲載されている規約の全文をご確認ください。本概要と規約に相違がある場合は、規約が優先されます。

開催にあたってのコメント

株式会社松尾研究所

技術顧問

松尾 豊

 今回のプロジェクトは、ポケモンカードゲームにおいてAIが意思決定を学習するという、新しく挑戦的な取り組みです。

 AIによる意思決定の学習は、囲碁や将棋などのゲームの世界ではよく行われていますが、ポケモンカードゲームのように「不完全情報」の状況下かつ、多様なカード効果やランダマイズ要素が絡むゲームにAIを適用した事例は、世界的にもほとんど例がありません。

 ゲームの楽しさを活かしつつ、AI開発者や研究者が最新のAI技術をどのように活用できるかを探る機会を提供し、世界中のファンにポケモンカードゲームをこれまでとは異なる形で体験してもらうことを期待しています。

株式会社松尾研究所 技術顧問 松尾 豊

HEROZ株式会社

代表取締役CEO 

林 隆弘

 今回、株式会社ポケモン様、株式会社松尾研究所様と共に開催する「ポケモンカードゲーム AI Battle Challenge」は、AIとエンターテインメントが融合することで生まれる新たな可能性を世界中の研究者や開発者に体感していただける舞台です。 

 単なる技術コンペティションにとどまらず、観る人にとってもワクワクし、AIと人間の知恵のぶつかり合いをエンターテインメントとして楽しめる大会にしていきたいと考えています。

 AIがカードをどう読み、どう戦略を描くのか。 その瞬間にご注目下さい。

HEROZ株式会社 代表取締役CEO 林 隆弘

大会形式

 本大会は、「第一ラウンド」と「第二ラウンド」の2段階で構成されます。

それぞれの詳細な形式は、ポケカABC公式ウェブサイト https://ptcg-abc.pokemon.co.jp/ をご確認ください。 

<ルール>

 「ポケカABC」のすべての試合は、ポケモンカードゲームの対戦ルール https://www.pokemon-card.com/howtoplay/ に基づき、本大会用に独自に調整されたルールで行われます。

 ただし使用できるカードは、主催者が提供する指定リストのカードのみが使用可能です。各プレイヤーの持ち時間は最大10分で、制限時間を使い切ったプレイヤーはその試合で敗北となります。

第一ラウンド

第一ラウンドは「シミュレーション部門」と「ストラテジー部門」の2つの部門で構成されます。

シミュレーション部門

期間:2026年6月16日(火)20:00(日本時間) ~ 2026年8月17日(月)8:59(日本時間)

 シミュレーション部門では、各チームは開発したAIエージェントをKaggle上に提出します。各AIエージェントはKaggle上で継続的な自動対戦を行います。順位は、Kaggle独自のレーティングシステムを使用し、リーダーボード上でリアルタイムに決定されます。

詳細なルールはKaggle上のシミュレーション部門のページからご確認いただけます。

https://www.kaggle.com/competitions/pokemon-tcg-ai-battle

ストラテジー部門

提出期間:2026年6月16日(火)20:00(日本時間) ~ 2026年9月14日(月)8:59(日本時間)

 ストラテジー部門では、シミュレーション部門での結果に、デッキの独創性やAIエージェントの開発にかかる工夫などが評価項目として加わります。

 最終提出期限の後、約2週間の評価期間を経て公式な最終順位が決定します。上位8チームが第二ラウンドに招待されます。

※ストラテジー部門への参加には、シミュレーション部門への参加が必須です。

※ストラテジー部門上位8チームの中から第二ラウンドへの出場を棄権したチームがいた場合、9位以下が繰り上げで出場権を獲得します。

詳細なルールはKaggle上のストラテジー部門のページからご確認いただけます。

https://www.kaggle.com/competitions/pokemon-tcg-ai-battle-challenge-strategy

第二ラウンド

期間:2026年末以降予定

 第一ラウンドのストラテジー部門の上位8チームによるトーナメント戦を実施します。第二ラウンドの模様はYouTubeでの配信を予定しています。

最新の情報は、ポケカABC公式ウェブサイト https://ptcg-abc.pokemon.co.jp/ をご覧ください。

大会概要

■名称

日本語名:ポケモンカードゲーム AI Battle Challenge(略称:ポケカABC)

英語名:Pokémon Trading Card Game AI Battle Challenge(略称:PTCGABC)

■第一ラウンド

主催:Kaggle

共催:株式会社ポケモン、HEROZ株式会社、株式会社松尾研究所

協力:Google, Google Cloud, NVIDIA

■第二ラウンド

主催:株式会社ポケモン

共催:HEROZ株式会社、株式会社松尾研究所

協力:Google, Google Cloud, NVIDIA

公式サイト:https://ptcg-abc.pokemon.co.jp/

プラットフォーム:Kaggle https://www.kaggle.com/

参加条件:個人またはチーム(最大5名)での参加が可能。

参加費用:無料

※参加条件の詳細については以下大会ページをご確認ください。

■参加方法

参加者は、Kaggle内の「ポケモンカードゲーム AI Battle Challenge」大会ページから、各提出物を提出することが可能です。公式提出ページへのアクセスにはKaggleアカウントが必要です。アカウントは https://www.kaggle.com/ から無料で作成いただけます。

シミュレーション部門:https://www.kaggle.com/competitions/pokemon-tcg-ai-battle

ストラテジー部門:https://www.kaggle.com/competitions/pokemon-tcg-ai-battle-challenge-strategy

■大会に関する質問はこちら

シミュレーション部門:https://www.kaggle.com/competitions/pokemon-tcg-ai-battle/discussion

ストラテジー部門:https://www.kaggle.com/competitions/pokemon-tcg-ai-battle-challenge-strategy/discussion 


株式会社ポケモンについて

ポケモンのブランドマネジメントを⽬的として設⽴。現在では、原点となる「ゲーム」をはじめとして、「カードゲーム」「TVアニメや映画などの映像作品」「グッズ」「タイアッププロモーション」「イベント」「直営店舗であるポケモンセンター」などを展開し、それらすべてをプロデュースしております。

ポケカABC公式ウェブサイト:https://ptcg-abc.pokemon.co.jp/

HEROZ株式会社について

HEROZは、「驚きを心に」をコンセプトとしてAI等の技術で世界を驚かすサービスを創造していくことを目指しています。将棋AI開発で培ったディープラーニングなどの機械学習の技術を元に、様々なビジネス領域でAIソリューション(BtoB)やAIサービス(BtoC)を展開しています。

公式サイト: https://heroz.co.jp/

株式会社松尾研究所について

松尾研究所は、東京大学大学院工学系研究科の松尾・岩澤研究室とビジョンを共有し、大学・企業・スタートアップによる産学共創のエコシステムを実現することを目指して、2020年に設立されました。アカデミアから生み出される研究成果・技術の「開発・実装」を行い、AIの社会実装に取り組んでいます。
公式サイト: https://matsuo-institute.com/about/

■権利表記
©Pokémon/Nintendo/Creatures/GAME FREAK

ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。

配信元: PR TIMES
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