広告からスターが消えた! EA SPORTSがタイムズスクエアで仕掛けたOOH

人気サッカーゲーム「EA SPORTS FC」シリーズなどを手がけるEA SPORTSが、新作『EA SPORTS FC 27』の発売に合わせ、ニューヨーク・タイムズスクエアでユニークなOOH施策を展開しました。

「Everyone’s Missing」と名付けられた今回の施策では、タイムズスクエア中央の巨大広告に、サッカー選手のキリアン・エムバペやジュード・ベリンガムをはじめ、F1ドライバーのルイス・ハミルトン、『Star Wars』のキャラクターなど、異なるジャンルの顔ぶれが登場。全員がひとつの部屋に集まり、FC 27をプレイしています。

しかし、おもしろさは周囲を見ることでわかります。『Ted Lasso』や『Star Wars』など周囲に掲出された広告からは、本来そこにいるはずの人物やキャラクターが消えています。周囲の広告から消えた人たちは、みんなFC 27をプレイするためにメイン広告へ集まっていたという仕掛けです。

このOOHは、FC 27のブランドキャンペーン「Everyone’s Playing」の一環として展開されました。

企画を手がけたUncommonの共同創業者であるニルス・レナード氏は、「サッカーはみんなのものだと言いながら、ポスターにサッカー選手しか登場させないのはおかしい」と、その発想について説明しています。

そこで、サッカー界のスターだけでなく、音楽やモータースポーツ、ドラマ、ゲームなど、異なるジャンルの人物やキャラクターを集結。さまざまな人が同じゲームを楽しむ姿によって、「Everyone’s Playing」というメッセージを文字通り表現しました。

有名人を多数起用する広告自体は珍しくありません。しかし今回は、スターを一枚の広告に集めるだけでなく、周囲の広告からあえて彼らを消すことで、タイムズスクエア全体にひとつのストーリーをつくっています。

2026年のワールドカップ終了後に発売されたFC 27。サッカーファンだけに閉じず、異なるカルチャーまで巻き込むことで、ゲームの間口の広さを伝えました。

メイン広告だけでなく、その周囲までクリエイティブの一部に変えた、タイムズスクエアならではのOOH事例です。

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