巨大サングラスを覗くと「移民問題の事実」が見えるAmnestyのPR
カナダ・ケベック州で「見方を変える」ことを呼びかけたのが、Amnesty International(アムネスティ・インターナショナル)によるキャンペーン「Change ta vision」です。
カナダ東部に位置するケベック州は、北米で唯一、フランス語を公用語とする地域です。今回の背景にあるのは、州内で移民をめぐる議論が複雑化するなか、選挙を前に移民問題が単純化されて語られたり、誤った情報が広がったりしている状況です。
Amnesty Internationalは、こうした状況に対し、恐れではなく事実に基づいて考えることを呼びかけました。
この投稿をInstagramで見る
そのメッセージを象徴するのが、街中に設置された巨大な黄色いサングラスです。「Change ta vision(見方を変えよう)」というキャンペーン名に合わせ、ケベック州議会などの目立つ場所に設置。キャンペーンを手がけたCossetteによると、巨大サングラスは2026年10月までケベック州内を巡回する予定です。
サングラスをスマートフォンで読み込むと、ARを通じて移民に関する情報が現れる仕組みも用意しました。さらに、AIとAmnesty Internationalのデータベースを組み合わせたオンラインツールも開発。移民に関する政治家の発言や情報を分析し、誤情報や誤解を招く主張を検証できるようにしています。
移民問題のように意見が分かれやすいテーマに対し、直接的に主張を伝えるのではなく、まず「見てみる」という行動を促した今回の施策。その入口として、「Change ta vision」というメッセージを、見る行為と結びつく巨大なサングラスで表現しました。
街中で目を引くインスタレーションを起点に、ARで情報を見せ、さらにAIを使って情報を検証する。「見方を変えよう」というメッセージを、見る・調べるという具体的な行動へつなげた点が印象的なPR施策です。
その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
記事をブックマークする
記事をブックマーク済み
0