「タイムトリップ」で地域の魅力発見。「常陸国ロングトレイル」のプロモーション施策とは

茨城県政策企画部県北振興局では、インバウンド客の増加や、外国人リピート客の増加により、日本のまだ知られていない場所を訪れる流れがトレンドになることを見据え、県北地域の魅力を「歩く旅」を通じて伝える『常陸国ロングトレイル』のプロモーションを強化しています。

『常陸国ロングトレイル』は、茨城県北部6市町にまたがる、全長320km(予定)のロングトレイルで、周回型のためどこからでも始められ、時間や体力に合わせてどこまで歩くかも自由に決められることが特徴です。

今年度は、「タイムトリップしよう、常陸国ロングトレイルで。」をコンセプトに、ビジュアルポスターや特設サイト、イラストマップ、ショートムービーが公開されています。

ビジュアルポスターは、各地の景色や名所が、日本画風やレトロなタッチのイラストで表現され、歴史や物語性が感じられるビジュアルに。また、まるで絵巻物のようなイラストマップは、眺めているだけでもタイムトリップを楽しめるようなコンテンツとなっています。

マップは日本語、英語、フランス語、繁体字の4つの言語で翻訳され、インバウンド客呼び込みに向けた工夫にも余念がありません。

特設サイトでは、各エリアに伝わる物語からルートを探すことができ、「日本の思想家 岡倉天心が愛した 唯一無二の景勝地」「伝説と奇岩に 包まれた 神秘的な霊峰」など、地域の文化や自然がより魅力的に伝わりそうです。

常陸国ロングトレイルを歩いて出会う、歴史や自然、地域の人々との交流を描く9つのショートムービーは、景勝地の美しさや自然の豊かさが感じられる、臨場感溢れる映像に仕上がっています。縦型フォーマットを活用することで、スマートフォンでも楽しみやすく、まるで実際にロングトレイルに参加しているような没入感の高いコンテンツを用意。

地域の自然や歴史といった特徴から「タイムトリップ」というコンセプトを設計することで、差別化に繋がる魅力的な企画となっている本施策。クオリティの高いクリエイティブにより、地域の魅力の最大化が期待できる取り組みとなっています。

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