2022.05.13

パン鮮度保持袋「パンおいしいまま」ピロー包装用を新発売。初採用は高知ヤマザキ。プレスリリース

パンおいしいままって？

パンをおいしく保つために開発されたパン専用鮮度保持袋。

酸化防止力、保香力が高く袋に入れるだけで風味を保持します。
「一般向け商品」と「業務用」の２種類あります。

パンおいしいまま

「ピロー包装用」って？

ピロー包装とは、製袋充填包装機において、一枚のフィルムから製品を自動的に包装する方法の一つです。
業務用の「パンおいしいまま」は製袋タイプのみでしたが、今回の発売で自動梱包機での「パンおいしいまま」使用が可能となりました。

初回採用事例

初回の取り組みとして、株式会社高知ヤマザキ（代表取締役　吉井幸夫）の菓子パン「ぼうしのみみ」に採用されました。フィルムを変更した商品は2022年4月1日より四国内のスーパーなど量販店で発売開始しました。

開封した時の甘い香りが濃厚に感じられます。
高知のご当地パンである「ぼうしパン」、真ん中の丸い部分はふわふわのパンで、ツバの部分のカステラ生地が、サクッとして口当たりで抜群に美味しい！「ぼうしのみみ」はそのツバの部分だけを選り取りして製品化したもの。帽子ならツバだけど、パンなら「みみ」ですよね。

お茶請けにとっても合うので是非一度食べてみて下さいね。
※当件に関してのお問い合わせは機能素材株式会社宛にお願いします。

パンおいしいままの効果

１．風味強化。
２．消費期限の延長。
３．冷凍保存時の品質保持。
４．SDGｓへの貢献。

SDGｓへの貢献

＜食品ロス対策＞
採用事例では＋２日の消費期限延長をいたしました。
期限切れにより店舗や家庭で廃棄される食品ロス削減に繋がります。
食べ物を大切にする心から、貴重な食料資源をムダなく利用するために取り組んでいます。
（※季節で賞味期限は変わります）

＜プラスチック削減＞
「30％の削減効果」
酸素ガスバリア性の高い素材であり他包材に比べ厚みの大幅な削減を実現できました。
ピロー包装用パンおいしいままは0.02mmの厚み。パンに使われる包材はOPPフィルムの厚み0.03～0.025mmが多いため、体積比で30～20％の削減となります。

酸素ガスバリア性比較（当社調べ実測値）
・パンおいしいまま0.02mm　268ml/m2（24hr･atm)
・OPP0.03mm　1394ml/m2（24hr･atm)

SDGsの目標のひとつに「12 つくる責任つかう責任（12.3、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる）」とあります。
また「14 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」テーマがあり、海洋汚染の原因であるプラスチック削減は世界共通の課題であると考えます。

「パンおいしいまま」の性能は「持続可能な開発目標（SDGs）」に貢献することを応援します。