気温が下がったら“避難所”を案内。北欧のラジオ局が設置したホームレスのためのデジタルサイネージ
Case: Hproject Homeless
スウェーデンのラジオ局・Clear Channel Swedenが展開したCSRプロジェクトをご紹介。
首都ストックホルム市の街角に設置した同社の広告用デジタルサイネージを利用し、“気温が一定以下に達すると最寄りの路上生活者向けにシェルターを案内する”仕組みを導入しました。
この仕組みは、外気温が同市の危険水準である氷点下7度を下回ると作動。厳しい冬の時期を路上で過ごさなくてはならない人々は、この案内を見ることで身の安全を確保することができます。
プロジェクトの担当者は、「街と人に役立つ仕組みを作ることで、私たちの事業エリアである街の価値を向上させたい」と語っています。
街の人々の生活空間を彩るラジオという、文字通りアンビエントなメディアから生まれた真摯でスマートなキャンペーンでした。
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