命を奪われたジャーナリストを弔い、報道の自由を訴えるべく国境なき記者団が制作した「武器」

Case: The weapen

報道の自由を守る活動に取り組む非営利団体「国境なき記者団」が、真実を報道するという使命を全うする中で命を失ったジャーナリト達を追悼すると共に、報道・言論の自由を訴えるために、ジャーナリスト達の“武器”である“ペン“を、“銃弾”を模して制作しました。

国境なき記者団によると、2015年144名のジャーナリストが、報道活動中に命を奪われたといいます。彼らの命と共に、また、報道の自由も奪われました。

真実に迫るべく身の危険を顧みることなく、報道に挑んだ彼らを追悼し、報道の自由を訴えるために、国境なき記者団は、144本の“ペン”を“武器”に見立てて製作したのです。

144本の“ペン”は、オーク材を削り、ペン先を挿入するに至るまで、全て手作業で、職人が丁寧に仕上げました。

そしてそれぞれのペンは、「ペンはジャーナリストの武器である」とのメッセージを伝えるべく、“弾薬箱”におさめられ、1本1本に手書きでシリアルナンバーが記されました。

144人のジャーナリストの魂が込められた144本のペンの収益は、今日も世界各地で拘禁されているジャーナリストの救出など国境なき記者団の活動資金となります。

ジャーナリストの象徴である“ペン”で、ジャーナリスト魂を訴求し、帰らぬ魂を弔うDM施策でした。

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