乳がんのセルフチェックを促す、胸に“縫い目”のついたTシャツ

Case:The stitched shirt

女性特有の病気である、乳がん。発症すると(がんの大きさや進行具合によりますが)乳房を部分的に、または全て切除するのが一般的な治療法ですが、その傷跡は痛々しく、患者の心にも苦痛をもたらします。

乳房を温存する治療を選択するには病気を早期に発見すること、そしてそのためには日頃のセルフチェックが非常に大切だということを訴えるため、全米でピンクリボン運動を推進する慈善団体・Susan G. Komenは、一風変わったデザインのTシャツを制作しました。

着てみると、ちょうど左胸のあたりに大きな縫い目がありますが、これは乳がん治療によって乳房を切除した傷跡を示唆しています。

そして糸の端についたタグには、「このような傷を(あなたの胸に)つけないためには、乳房のセルフチェックがカギとなるのです。」と記されています。

タグを引っ張って糸を抜き取ると、そこにはSusan G. Komenのロゴが現れ、『胸に消えない傷跡を残さないために、乳がん検診を受けて下さい』と勧めているようです。

Susan G. Komenでは本キャンペーンをはじめ様々なイベントや講演などを通じ、病気に対する意識の向上や検診率のアップを目指し、今後も国際的な活動を展開していくそうです。

動画はコチラ

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/dm/susan_g_komen_race_for_the_cure_austin_the_stitched_shirt
The Stitched Shirt
http://www.TheStitchedShirt.com

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