あなたを守ってくれるのは何?思わず釘づけになる胸キュン広告。

Case: もっと強くキミを守りたい

4月10日金曜日よりJR原宿駅前に大きく掲示されたこちらの広告。

「一体、何の広告?」と思わず言いたくなるのではないでしょうか。
一見普通のラブストーリーに見えるこの広告。実は、“自分の情報をしっかりと守ろう”というメッセージが込められたものなのです。

15シーンで完結されるこの広告ストーリー。始めはパスワードを変えようとしなかった主人公が、やがて古いパスワードに別れを告げ、自分のパスワードと向き合うようになります。

そんなパスワードという“自分を守ってくれる存在”を、女の子が憧れる少女漫画の胸キュンなシチュエーションと共に表現したものです。

『こんなお手軽パスワードじゃ危ないぜ?』
『お前がパスワード見直すまでずっと待ってるから!』
『そんな単純なパスワードなんてやめちまえよ!絶対後悔するぞ!!』
『サヨナラ、パスワード・・・』 ―短いし単純な奴だったな・・・―

 

『お前にそんな単純なパスワードは似合わないよ。』
『ねぇ・・・私のパスワード、何がいけなかったのかな』
『ダメッ・・・!絶対に秘密なの・・・パスワードだけは・・・』
『・・・俺だってパスワードと同じくらい・・・お前のこと守りたいんだ』

 

『ひどい・・・パスワードが使い回しだったなんて…』
『知ってるか?本当にお前を守れるのはパスワードだけだぜ』
『俺のパスワードお前の誕生日にしてもいい?』『それじゃパスワードの意味ないじゃん!!』
『―お前っ自分のパスワードもっと大切にしろよ!』

 

 ―あの日、短くて・・・単純な・・・パスワードに別れを告げた―
『パスワードのことちゃんと見直すね!』『うんっ』
『強いパスワードにして本当に良かった!!』

 

この広告は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が設置したもので、経済産業省所管の独立行政法人であるこの組織と、このクリエイティブとのギャップにも驚きます。

“パスワード-もっと強くキミを守りたい-”と題された、思わず全部見てしまいたくなるこの広告、『パスワードを使い回ししていませんか?』『今使っているパスワードは本当に安全ですか?』そんなメッセージを、通常とは一味違った角度から若年層に伝えているのではないでしょうか。

Written by Miyuki Abe

(via 独立行政法人情報処理推進機構)

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