アルゼンチンの政治経済誌、『米オバマ大統領のモニュメントを媒体』にして“多面的視点の重要性”を訴える

Case:Hope

国内外の政治経済の問題に鋭く切り込む雑誌「Marcado Magazine」によるアウトドアプロモーション。

米オバマ大統領の有名なポスター『HOPE』をモチーフにしたモニュメントをビジネスパーソンが行き交う広場に設置。

正面から見るとまさしくオバマ大統領ですが、
この作品を視点を変えて横から見てみると全く異なるメッセージが浮かび上がります。





横から見ることにより、デモを行っている人の姿などがあらわになり、モニュメントのタイトルも『HOPELESSNESS(絶望)』へと変わります。ウォールストリートで行われたアメリカ市民によるデモ活動が記憶に新しいですが、これこそが『HOPE』に隠された真実の姿であると表現しています。

『物事を一つの側面からだけではなく、様々な観点から眺めることにより、はじめてその物の本質を理解することに繋がるんですよ』と訴えているようです。そして『Marcado Magazineは、あなた方がそんな本質を理解する上で参考になる多面的な情報を提供します』ということも同時に示唆しています。

興味深そうにこのモニュメントを眺める市民にパンフレットも配布したようです。

知的でユニークなアイディア。
誰もが知ってる米オバマ大統領の「HOPE」のポスターを題材にして、メディア化する発想が凄い。モニュメントのクオリティの高さも見逃せない素晴らしさです!
この雑誌の詳細は不明ですが、この企画だけで硬派な政治経済誌のニオイがぷんぷんしてきました。

動画はコチラ

参考サイト

・Creative Criminals
http://creativecriminals.com/outdoor/marcado-magazine-hope/

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